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―― まほろばの鬼媛 ――

最新エピソード掲載日:2026/01/22

「この物語に主題はあるのですか?」

「主題なんて飾りだぜ。偉い奴にはわからんのさ」


 かつて一撃で戦いの趨勢を塗り替えた、物理無双の“鬼母”。
 その「あり得ざる光景」を、夢の中で垣間見てしまった曰く付きの娘。
 規格外の武を振るう母と、未完成な力で真実をチラ見する娘。

 神話とSFと日常が入り混じるヤマト国の西の果てを舞台に、掟破りな母と、それに振り回される娘や数多の人物たちの群像劇、ここに始まる。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 三度の戦争を終えた世界で、名を伏せられた“終戦の立役者”の母と、神秘の血を引く娘は、ひとつの港町へと向かっていた。
その旅の先に待つものが、再び世界を揺らす“選択”になることを、まだ誰も知らない。



 ―― かつて諸外国は、ヤマト国と高天原の繋がりを「地球人類の脅威」と見なし、三度に渡る「碧蒼戦役」を仕掛けた。
 存続を賭けた自衛戦争と内紛「碧月事変」を経て、帝位は高天原の血を引く女性へと禅譲され、新時代が始まる。
 戦後、神域各地に“要石”が配され、高天原から蒼の月へ流れ込む産土の力の国外流出は抑えられた。だが結界の内側では、今もなお怪異が蠢いている。――



 碧蒼暦20年代後半。
 ヤマト国西部の港町へ向かう急行列車に、母と娘、そして稲荷神の血を引く従者が乗っていた。

 かつて戦役の裏で名を馳せた母。
 三河の地でその旅に加わった狐尾の少女。

 そして、白銀の髪と朱の瞳を持つ、曰く付きの娘。

 果たして、その地で彼らを待つものとは――。 



 この物語は、現代日本に似たヤマト国を舞台に、神話と歴史改変、SFが日常と非日常の狭間で交錯するハイブリッド・オルタナティブヒストリーである。



 ※本作品は、作者個人による創作物です。
無断での機械的取得、スクレイピング、生成AI等による学習・再利用を固くお断りします。
人間の読者による通常の閲覧・感想は歓迎いたします。

 ※注1:この物語はフィクションです(←これ重要)。実在する国家、組織、個人、その他諸々とはいっさい無関係です
 ※注2:この作品は現在、基本的に不定期投稿・更新となっています。
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