腐れ縁
「さて、そうと決まれば、フェンちゃん!」
『なんだ、先ほどまで凹んでいたのに急に元気になったではないか』
(ってか、あなたフェンリルよね、、、いや、ほんとなにしてるの?)
『まさか、其方が来るとは思わなんだ』
「えっ、あんたら知り合いなの??」
(古い友人ってやつかしらね)
『、、、腐れ縁だ』
(あら、ひどいわねぇ!)
どうやらフェンリルとソルティドッグは知り合いらしい
犬同士だからか?
『アイトーン、我は犬ではなく神獣界トップ神狼であるぞ?』
「えっ、今の聞こえてた??」
『、、、すまぬ、言っておらんかったが其方とはかなり深いレベルでリンクしている。そこの塩犬も然りではあるがな』
(ねぇ、塩犬ってもしかして私のことかしら?)
『、、、ふんっ』
仲悪すぎない?
この子達過去になにがあったんだろ
『あと、アイトーンよ、我も其方の装備になれるが、どうする?』
、、、んっ?
我もってどうゆうことだ?
「ちょっと待って、我もって、、、」
(おい、駄犬!)
『何か問題でもあったか?』
(アイトーン、ちょっと私をその駄犬に突き刺してくれないかしら?傷つけないように)
「いや、さすがのあたいでもそれは出来ないわよ!」
『アイトーン、我も少しその塩犬に話がある』
えぇ、、、
流石に気が引けるなぁ
フェンちゃんには結構助けてもらってるしなぁ
『アイトーン、早くしろ。我が傷ついてもすぐに治ることは知っているだろ?』
(そうよ?その駄犬、昔から無駄に頑丈なのが取り柄だったから)
かなり昔からの知り合いなんだなこの子達
まぁ、そこまでゆうならと、あたいはソルティドッグをフェンリルに刺し込んだ