ソルトファミリー〜少数精鋭の義賊団〜
「、、、はい〜〜?」
(正しい反応ね、、、)
「いやさ、よく言うじゃんか、喧嘩すれば友達って!」
「喧嘩というか殺し合いというか、もはやあれは一方的な蹂躙だよねぇ、、、」
「まぁ、それに関しちゃ仕掛けてきたのはあんただし恨みっこなしだな!」
「はぁ、、、まぁ、いいか、ひとつだけ理由を聞かせてくれないかねえ?」
「んっ?どうした?」
「君は一体なにを目指してるんだい?」
その質問にアイトーンは堂々としながらも凛とした表情をした
「あたいは、この世界を救おうとおもう!」
「、、、はぁ?世界とはこれまた大きく出るねぇ」
「あたいの父はこの国を救おうとしたんだよ、だから、あたいはこの世界をまるごと救ってやる!」
まるで歴戦の勇者を思わせる程に鋭く精悍な目をしていた
「、、、はは、そりゃあ退屈しなさそうだねぇ、、いいだろう、、、あたしの全部をくれてやるかねぇ。ただし、ちょっとでも隙を見せたらそんときは、、、」
「そんときは??」
「まるごと喰らってやるよ。あんたの白銀を真っ赤に染めてやるから、覚悟しとくんだねぇ」
「あぁ、望むところだ」
そうして、アイトーンは手を差し出し、アンはしっかりとその手を握った
この世には英雄と呼ばれる存在がいる
圧倒的な力を持つ者
皆を惹きつけて止まないほどの魅力を持つ者
天才的な頭脳で全てを読み切る者
この国にもかつて一人の英雄がいた
勇敢で優しい彼の周りには少ないながらも頼れる仲間が集まった
しかし、そんな彼も最初は一人
そして、とある男ととある村で喧嘩をして仲間になったそうだ
それから時は経ち、その英雄が忘れられた時、その娘が立ち上がった
白銀の髪、白銀のナイフ、白銀の神獣を従える彼女の周りにも曲者揃いの仲間が集まった
しかし、そんな彼女も最初は一人だった
そして、彼女もまたとある森で一人の少女と遭遇し、喧嘩をした
そして、仲間になった
偶然にも父と娘が最初の仲間に出会った場所は同じだったそうだ
二世代に渡り、国を救い、世界を救おうとしたその一家を我々は忘れない
少数精鋭の義賊団、ソルトファミリーを




