閑話:IF的未来の話
主人公の誕生日は今日なんです、実は
だから書いてみました
救国の英雄とされたサドソン・ソルトを父に持ち、自らも父と同じ道を歩み、父が率いた傭兵団と同じ名前をもつソルトファミリーを結成したアイトーン・ソルト
少数精鋭ながらも凄まじいまでの力をもち、国だけではなく世界をも救おうとしていた
しかしながら、アイトーンは国王の怒りに触れ、処刑されることとなる
これは後に、「世界が愛した奇跡」として語り継がれることとなった事件である
処刑日は奇しくも、アイトーンの誕生日であった
処刑されるまでに様々な尋問や拷問を受けボロボロの状態で処刑台に引きずられてくることが普通であったこの時代に、アイトーンは無傷のまま堂々と自ら処刑台に姿を現した
とある看守の証言
「私共も、王に仕える者である前に一人の人間であることを認識させられました。あんなにも美しくそして素晴らしい方に危害を加えることは王の命令であっても出来ませんでした」
この証言からいかに国民に愛されていたかが伺い知れる事と思う
そして、自ら処刑台に上がりアイトーンは観衆を見渡すと自らの思いを語り始めた
この時の演説はアイトーンの人柄を如実に表していた
アイトーンの演説
「みんな、、、あたいは満足さ。ちと父さんを超えれなかったけど、これもあたいの人生みたいだからさ。最後に聞いてくれ!私は今日処刑されるけど、あそこにいる王冠のおっさんを恨むようなことはしないでくれないか?あたいも人間だし、あいつも人間。人間誰だって間違いの一つや二つはあるからさ。みんなも同じ人間ならわかるでしょ?なら、愛してやってくれ。人間同士を愛しあってこそ人間ってもんだと思うからさ」
この演説を聞き何千もの観衆の中で顔を上げたものはいなかった
ある者は泣き、そしてある者は悔しがった
何千の観衆、一人一人の反応はバラバラだったが心の中はほぼ同じだった
みんな「奇跡」を祈っていたそうだ
こんなにも素晴らしい人を殺すなんてやめてほしいと
自分が死ぬのに笑顔で頼み事ができる人材などいないと
だからこそ祈った
そして処刑が行われることはなかった
絶対的な劣勢を覆した
これが「世界が愛した奇跡」と言われる所以である
その詳しい内容については周知の事実であるためここで書く必要もないだろう
最後となるが、私が一つ感じたことがある
少し口調を変えようか
うん、みんなここまで読んでくれてありがとう
アイちゃんはさ、ものすごく仲間思いなんだよね
本当にいいリーダーだと、一緒に旅をして感じたよ
まだまだ旅は終わってないし、まだまだやることは満載だけど、僕はね彼女について来て良かったと思ってる
んっ?僕が誰かって??
ソルトファミリーのただのしがない研究員さ




