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救世の輝き

第Ø章の内容(ざっくり) ちょっと未来の滅びかけた世界が【イデア】とかいうヤベェ有能なエネルギーで助かったよ。

 


 今日は世界が変わった日。世界が救われた日。

 誰もが安堵し、大層喜んだ。もちろん俺も。


 あの輝きが......【イデア】の眩い光が目に焼き付いて離れない。


 海底(奈落孔)から湧き出した、形容しがたい輝き......

 どれくらいの間、見蕩れていただろうか。

 気付けば、救世の輝きは段々と薄れつつある。

 その代わりか、辺りには淡い霧のような......薄いオーロラの様な色彩がいつの間にか漂っていた。

 よくよく見れば、【イデア】の湧いていた【奈落(アビス)】の付近ほど濃いようにも見える。


 これも、【イデア】なのか?

【イデア】を観測した【研究主(メシア)】......鷹司 佳の発表によれば、【理想素(イデア)】とは、さっきまで俺が見蕩れていたあの輝き()()()()で、実体は()()()()らしい。


 じゃあ、この色彩は何だというんだ......?






 結局それは、一年が経とうとする今になっても謎のままだ。

 だから、状況からしてこれも【イデア】の仕業だろうと納得した。

 するしかなかった、とも言えるが。

 俺以外の皆には、あの輝きが────俺にとっての不思議な色彩の代わりに、あの神秘的な輝きが────世界に満ちているらしい。

 ならこれは、俺にとっての【イデア】だろうと、納得した。



 もうすぐ、俺は十六になる。今日から3日後だ。


 そういえば、大体その辺りの日から、海上に新たな居住区を造る計画が始まるらしい。


 家族はその日に合わせて何かを企んでいるようだ。

 何故分かるかというと、毎年の家族の誕生日には決まってお祝いをするから......では無い。


 我が一条家では少しでもサプライズ性を、と父が言い出し、母が乗っかり、妹がはりきり......結果、毎年ローテーションで四人の内の誰か一人の誕生日をほかの三人より盛大に祝おう、ということになった。


 一昨年は母が三十五とキリのいい年だったから、母の誕生日が物凄く派手に祝われた。

 今の時代、大半の子供は物心ついた時から英才教育された研究者なので、教育機関は需要がなくなり、何より維持の余裕もなくなり廃れた制度だが────去年は昔で言う中学生になる年と言うことで妹が。


 ここ四年のローテーションで行くと、残りは父か俺なんだが......

 如何せん、妹とは奴が生まれてから十四年の付き合いだ。

 そこに奴の性格もあってか、アイツの隠し事は俺の楽しみのデザートを食べたことから......俺へのサプライズまでほぼ筒抜けだ。

 それに妹の例で行くと、俺は昔でいう高校生になる年だ。


 恐らく、今年の俺の誕生日は仲良し家族の祭りになる。

 なんだかんだ、それを楽しみにしている俺がいる。

 早く三日後が来ないかな......なんて。




どうしてもココがわからん!って所のあるお方、もしよければ感想送ってください!(怠慢)


投稿ペースは決めてません

試しに書いてみたようなものなので、モチベーションが上がれば勝手に続きが上がるかと


4/30 段落の先頭を一字下げる機能発見(恥)

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