ゲームの遊戯
放課後になり俺らは生徒会室に来た
扉を叩き。その中に入る
目の前には豪華な机と豪華な椅子が見える。椅子は後ろ姿だ
「初めまして貴方がベリアルの主様かな?」
椅子がくるりと周りこちらを向いた
水色の髪で左目を隠している女の人。この人はきっとこの学園の生徒会会長
「初めまして、俺は古城 と言います」
「あぁ〜知ってるよ。わたしはレヴィアタンのマスターの宝条 水鬼よ」
いつの間にか宝条さんの隣に片目を隠した青色の髪をしており整った服装をしている。男性が隣にいる
「我はレヴィアタン、マスターの従者である」
軽く自己紹介をするがさっきが出ているのがすぐに分かる
「俺はベリアル、てめぇらが呼んだのは遊戯をするためか?」
いきなりベリアルは喧嘩腰に宝条さんに向かって言う
「そうよ....今回は私達が選んだ遊戯をしてもらうわ」
そう言うといきなり空間が変わり机があり向かい合う席が二つある部屋に飛ばされた
その机の隣には山羊の仮面をつけた大男がいる
「私はバフォメットと申します。これから貴方達の遊戯のディーラーを務めます」
深く礼儀をする
此奴も悪魔かと思う
「今回のゲームは赤と青の戦いです」
〜ルール〜
・縦横六マスの板の上に騎士、女王、王様、
・王様は一マス進める、女王は二マス進める、騎士は三マス進める
・王様は女王と騎士をとることが可能であるが騎士と女王は王様をとれない
・騎士の中に一人だけ王様が取れる“魔法使い”がいるがどの駒が相手は知らない。魔法使いは駒の裏に書いてある
・王様の駒は一つ、女王は二つ、騎士は三つある
「ルールは以上です」
バフォメットはそういう
「それでは始めましょうか」
生徒会長は言う
「賭ける物はないのか?」
俺が言うとは宝条は“は?”って顔をする
「宝条さんが選んだゲームなんでしょ?それなら俺が勝ったら欲しいものを差し出してくれるか?」
「いいわよ…その変わり、あなたが負けたら私が欲しいものをくれるかしら?」
宝条さんも同じ条件を差し出してきた
「いいぜ、さぁ、始めようか」
俺と宝条さんは椅子に座る