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現実世界での話1

誤字、脱字あったりしたらすいません。


初めに言っておきますが小説を書くのはうまくありません

高校2年生の俺、咲原幸人は絶望していた。それは何故か?そんなのは決まっている。五教科の中で良い点数を取れたのは数学だけ 他は全て赤点の50点以下だったからだ


一年の頃は予習してたこともあってテストも赤点取らなかったけど二年になってから急に内容が理解できないぐらい難しかった。


こんなことになるのならかっこつけて偏差値68の高校になんて入らなければ良かった


俺の中学校では大体頭良くてイケメンの人はリア充だったのだ。俺はイケメンではない。言うならば顔面偏差値52ぐらいだろう。

だからこそリア充どもより頭良くなろうと思った。頭良くなって高校では美女とハーレムを作ろうと思った。そのために俺の大好きなゲーム『チョベリバクエスト』シリーズの最新作の『チョベリバクエスト6~捨てられた日記を追い求めて~』を買わないで必死に勉強して何とか偏差値53から偏差値67にまで頑張ってギリギリ合格したってのにさ。

やはりギリギリで合格したのが間違いだったようだ

最近になって彼女にバカとは一緒にいられないってフラれるし、家で泣きながらオンラインゲームやってたら急にPCがバグってデータ消えちまうしよ。ほんと最近はついてないぜ

出来ることなら一年からやり直して一生懸命に頑張って彼女と楽しい楽しい日々を過ごしたいぜ

俺が見てたとある某アニメはタイムリープの能力で過去へと戻っていた

そんな能力者が出てくるアニメを見るたびに俺は思う。能力欲しいわ~

そういやとある掲示板によると30歳まで童貞貫けば魔法使いになれるらしいな

んー。これはいいな。でもずっと魔法使いなのは嫌だから、魔法使いになったらまず自分を若かりし頃(今)にして、美女をたくさん召喚する。それから毎日毎日今じゃ想像できないたまらない日常を送って卒業しよう。そうすれば普通の人間に戻れるし、俺の三大欲求の一つは満たされる

ちなみに俺の三大欲求は皆さんとは一つ違うぞ。まぁここで言うのはあれだから黙っておく

よしっ!30歳まで頑張るぞー!!




その前に赤点なんとかしないとな…




「咲原!お前また赤点だぞ!勉強してるのか!!」


俺は二年になってから、放課後はいつも担任の上松義弘に呼び出されていた


「一応勉強はしてます…」


「一応ってなんだ!一応って!」


「一応とは 十分ではないがひととおり という意味などがあります」


「意味を聞いているんじゃない!お前は馬鹿か!」


はい僕は馬鹿です。だって中学では偏差値53で150人中122位だったんですよ!当たり前でしょ!!


と何て言ったらどうなるかは分かっているので、今後の為にも俺は謝っておくことにした


「すいません…」



そして先生は俺の目をじっと見つめてから


「まぁいい…今度のテストは赤点取るんじゃないぞ」


「はい。頑張ります」


今日は話が長くならなかったので良かった


「失礼しました」



俺が職員室から出ると、先生の声がした




「一年は成績良かったのにな。何でこうなったのやら…」


ほんと上松はうるさいな~



「まぁ今日はテストの疲れを癒すためにチョベリバクエスト6でも買うか」


俺は教室に行ってバッグを取る。そして学校から出るとゲームショップに走る




走り走って信号までもう少し そんなところで所で赤になる


ここ待つの長いから嫌なんだよな~


しばらく待って青になったとたん走り出す





そして俺は角を曲がると見てしまった



チョベリバクエスト7の発売日が書いてあるポスターを



「7の発売日って今年の12月15日か…マジかよ。俺まだ6買ってないのによ」


俺は走ってゲームショップに入るとすぐにチョベリバクエストのあるコーナーに向かった


「早く6買って最低でも7発売までにエンディング見ないと!」


コーナーに着くとチョベリバクエスト6を探した



「どこだどこだー。7のポスターがあるってことはここらへんに…!?」





何ということでしょう!チョベリバクエスト6は売り切れていました



「店員さん!6はもうないっすか?」



俺はすぐに近くの店員に言う




「すいません。もう残っておりません。しばらくは入荷しないそうですので通販などでお買い求めください」


何でやねん!入荷しろや!


俺は悲しみと怒りが混ざりあって奇妙な顔になった。それをみた店員はどう対応すれば良いのか分からなくなったようで汗が出てきていた



そして暫く店員と俺の沈黙は続く


「そうですか。分かりました」


何分沈黙してたか分からないが、結構黙ってたので何か言わないかと思い俺は諦めたように言う。


それから走ってゲームショップから出る


「マジか…ないなら仕方ない。帰ったら俺の三大欲求の一つ睡眠欲を満たすか」


俺は涙をこらえ、寝るために家に向かっていた


その時に久しい顔を見る


「あれは!」


何と前方にはハーレムしてる友達の姿があるじゃないか

彼の名前は折出優希。偏差値75以上の天才。しかもスポーツ万能、イケメンで優しいという完璧人間だ

前は俺と一緒に一生童貞でいようぜとか話してたくせに高2で卒業してやがる

だからあいつは俺のブラックリストの一番最初に載っている


「あいつとはもう話したくないから無視しよう」


俺は見なかったふりをしてその場を立ち去ろうとするが…


「やぁ久しぶり。幸人君。調子はどう?」


お前のせいでくそ悪いですってぶん殴りたかったけど我慢する


「んー…まぁ元気かな」

「元気ならいいんだよ」

そうかい。それだけかい?じゃあ俺は帰るよ


変な事を言ってくる前に俺はその場から立ち去ろうとするが


「待ってよ。そこのイケメン君」

凄い言葉をかけられた。しかも言ってきたのは美女。夢のようだね


「なんでしょうか?」

「ちょっと来て」


「じゃあねー」

折出は手を振ってくる。ムカつくな

俺は女性に手を引っ張られる。そして人気の無い場所に連れてこられる

はい。この状況だともしかしたら俺氏、二回目のリア充生活が始るかもしれません…

「ねぇ。名前は?」

「咲原幸人です」

「かっこいい名前。私こういう名前好きだよ」

「ありがとうございます」

近い近い~。しかもいい匂いする。たまらん

「ねぇ、幸人君…私と経験してみない?」

何か急に誘惑してきた。普通の男ならまぁ名前も知らない女性に誘われても断るだろう

でも俺は今最大まで達していなので断ることを忘れていた


「はい。俺でいいなら喜んで」

「じゃあ私の家行こっ!」

「はい!!」

俺はもうおかしかった


見知らぬ女性の家に行ってしまった

「じゃあ用意するから部屋で待ってて」

「はーい」

女性は個室に入っていった

今から卒業するという運命がたまらなかった。夢のようだ

そして女性は出てくる

「じゃああなたも用意して…」

俺はすぐさま準備をする…って言っても心の準備ぐらいだかな。そして…

女性は抱きついてきた

「幸人君…じゃあ…いい…?」


俺は今日死んでもいいと思った

ついに…俺は…


女性が抱きついたまま唇を俺の唇に触れてくる。



そして…









「たまらん…はっ!ここは。どこだ…何だ教室か…って!夢だったのかよ…」

俺はただ夢を見ていただけだったようだ


「先生に怒られてから教室で寝てたのか…って今何時だ!?」

俺は時計を見る。ギリギリ完全下校前だ

「早く帰らないと!」



後ろから担任の上松の声がする




「咲原ぁぁぁ!何しとんだ早く帰って勉強しろや!」



「すいません!!すぐ帰ります!」




俺は大急ぎで学校から出ると全速力で家へと帰った…


次回は一つ目の異世界に転生する予定です

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