表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

君は一人。たった一人……。

作者: 潮 流

以前、ブログに掲載したものの再掲です。

こちらへの転載にあたり、一部修整を行っています。


被害者の方々に対し、「耐えろ」という事がどれ程残酷な行為であるかは重々承知してはおります。


それでも言いたいのです。


「君に生きて欲しい」

数多の星

数多の雲

数多の花

一つとして同じものはなく

同じ時もまた訪れる時はない

年々歳々人もまた同じからず

君は一人、たった一人……

自らの手で自らの命を絶つことのできる生命体

その思いは美しくもあり、尊くもあるように見えて

だがそれ故にその結末は、

決して美しくはなく、尊くもない

生き続けることの困難、不条理、悔しさ、苦しさ、……

判らなくはない

それでも生き続けよう

遠くに灯りがたとえ見えずとも

自らの心に明りをともすことは出来る

それもヒト

君を待つ時がある

君を待つ人がいる

君を待つ光がある

そして君を待つ幸がある

君の持つ力を使い

君の持つ知恵を働かせ

君の持つ夢を語って欲しい

そして君の持つ願を聞かせて欲しい

声にならないとしても前を向いて歩き続けること

その姿形がすべてを語る

その歩みを止めるな

それは何も語らず

それは何も為すことはない


死をもって語るだけはしないで欲しい

それはいつでも出来ることだから……

その時が来れば……だ

でもそれを決めるのは天命

そんな重く貴いさだめをヒトが

ましてや他人が決めることは理に非ず、だよ



スミマセン。小説掲載が……遅れています。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 的確に要点が伝わってきます。 ただ、私が部外者でいるから。 当人に伝わらないだろうな。 残念な予測をしてしまいます。 加害者は見ていない。 ほぼ断定してしまいます。 己の寿命を縮める者な…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ