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転生したらポンコツヒーラーな件について  作者: 音羽 心音
フェルリン祭編ー序章ー
31/61

4対4

初めての4人での協力戦どうなるのか?

闘技大会組side(ロウ視点)


「2対2は散々やってきたが…」


「実践は4人の連携が必要」


俺らは困ってた。2対2で勝ったり、負けたり、引き分けだったり、とりあえず相性や、俺らが何を使えて、どうコンビネーションを活かせばいいかわかったが、4人となるとまた別の話になる…。


「ふふふ、そうなると思ってたよ!!!」


ツルギ以外キョトンとする3人


「おーい!シルラ」


は?今シルラって言った?確か、ギルド大手のNo.5だったはずだが。


「あは!びっくりした?!俺さシルラの命の恩人らしくてさ、まー今回大会にも出ねぇーらしいし、4対4の訓練に手伝ってくるれるってさ!話通しといた!」


「さ、流石ですわねツルギさん」


エミがひきつった顔をしてる。


「おうー!ツルギこの子達かい?今回の訓練に俺らが付き合うの」


「おう!頼む!!!」


「任せとけって!!ツルギさんのためならなんでもしますよ!」


「ありがてぇーな!」


«こ、コミュ力すげー»


これが3人の感想だ。だいたいどういう経緯か知らないが、良くもまぁ、No.5のギルドを連れてきたもんだ。


「よろしくな?」


「おう、すまねぇな、大手ギルドは忙しいだろうに」


「構わないさ!ツルギさんのためだし!」


「おう」


「よろしくですわ」


「…。」


「おっとそこの君無言だが体調悪いの…「触んな」」


「すまんすまん!!ちょっと気難しくてね!エイトは人見知り激しいんだよ」


「お、おう。」


何とかツルギのおかげで事は納まったが、本当にエイトは人嫌いだな。俺らにはだいぶん話してくれるようになったけどよぉー。


「じゃー!30秒内に陣地を決めクリスタルを置く10秒後にはスタート!つまり今から40秒後に模擬戦開始ってことさ!」


「いくらツルギのチームとはいえ、手加減はしないぜ?」


「おうよ!」


こうして模擬戦が始まった。


「んで、ツルギあいつらの特徴は?」


「近接1人、魔道士2人、遠距離狙撃一人かな?」


遠距離狙撃か…魔法を使った狙撃だが、索敵にも向いてるな…。魔道士が2人なら役割分担するはずだ。きっと索敵に防御と、攻撃とで。近接1人は多分クリスタルを狙いに来るか、ダウンを狙うだろう。


「魔道士2人と狙撃が厄介。水の中に隠したとしても壊される可能性がある。狙撃はツルギさんひとりじゃ防ぎきれない。」


確かにエイトの言う通りだ。どこに隠しても、守りにくいであろう。ひらけた場所なら狙撃しやすい。水の中は魔道士が壊すだろう。どうする。


「あたしに、今回クリスタルを任せて貰えないでしょうか?」


「確かに、索敵能力特に魔法の感知力はエミさんが長けている。魔道士と狙撃手は魔力が高い。そして…」


「あたしは、魔法をはね返せますわ」


「ってことは近接の索敵は、エイト君だね!!」


「索敵だけじゃなく、厄介な奴らを先に叩きのめす。」


「威勢がいいことはいいことだ!!笑」


「はじまるぞ」


No.5のシルラとの4対4。高い壁だが俺らはぶっ壊して進むしかねぇ。


「エイト頼む」


「言われなくても」


こうやって、初めての4人での戦いがはじまった。

「ツルギたんってほんとに気さくだよねー。どんだけの人脈あるかって?ほぼ街のみんなが知ってるぐらいさ!!よく、みんなの面倒見てるから、お礼に市場通ると果物貰ったりお肉貰ったりするんだって!!ほんといいお兄ちゃん気質だよね!」

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