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毒・毒・毒!!  作者: マネージャー
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死ぬのは確定ですね

「これは詰んだな。一度死んでから対策を……」



【ランダム毒】で死んだ時、ポイは【イチバン】に戻ってたので大丈夫と信じる。【薬草】のロスよりも、【蛇皮の財布】が消えるのが……Gが半分にならなくても、少額の時に使う物じゃなかったのに。



「いや……死ぬと決まっていても、何度も試してやるさ」



 毒無効化じゃなく、確率の線が消えたわけじゃない。ブラック会社では違った意味での諦めがあったけど、やり直しは何度でも出来るんだからな……現実的に効果がないと、パラメーター上昇の見込みがないLV上げをどれだけしないと駄目か……PPだけが頼みの綱なのに。



「【毒(付与)】に変更!!」



 毒の種類によって効く効かないかが魔物にあってもおかしくない可能性もある。それに【イチバン】近郊にある毒は【夢キノコ】の【毒(幻覚)LV1】で、ダメージを与えるわけじゃない。もしくは、【ガナナーガ】が所持する毒なんだけど、俺一人で【ガナナーガ】を瀕死にするのは困難過ぎる。せめて……本当に【毒(付与)】が効いてくれないと……



「体当たり、噛みつき、なぎ払い、とくれば、次は巻き付きか」



【ガナナーガ】は俺を囲むように、這い寄る形で近付いてくる。体を伸ばしてくる【噛みつき】じゃない。【巻き付き】なら攻撃を当てやすいけど、それを最後に締め殺されそうだ。



「ここは防御……より、先に回復は……駄目なんだよな」



 回避が無理そうなら、防御するしかない。俺の周りを動く【ガナナーガ】を無視して、ポイが俺の腕を噛みに来る……かもしれない。いや、来る。ポイの行動を予想するのは難しいけど、これに関しては正解だと思う。



「横這いの体当たり!? 攻撃に順番はなしか!!」



【巻き付き】がまだだからといって、それを選ぶ必要は【ガナナーガ】にはないわけで、俺の予想が外れただけ。攻撃を返す暇もなく、三度目のぶっ飛び。


HP16→6



「痛いにも程があるわ。意識が失われないようになってるだけ、その分たちが悪くないか」



 HPが減るだけじゃなく、抑えられてるとはいえ、ちゃんと痛みも発生する。その痛みも減少と共に増してる。意識を失わない程度なだけで、思考を邪魔するし、敏捷も遅くなる。



「これは次の攻撃に耐えきれない。せめて、一刺しで【毒(付与)】の効果がある事だけでも」



 もしくは恐怖の【噛みつき】で死ぬか。消える直前で、ダメージを与えてるか確認出来れば、次に希望が持てるんだけど……



「呑む!! 呑む!!」



 ポイが急に叫び出した。俺が【ガナナーガ】を呑むのは無理なんだが……まさかの【ガナナーガ】を煽ってるのか!! 俺が食べられてもいいのか!? まぁ、生き返るんだけど……



「待てよ……呑み込みでも、毒になる?」



 それは【ガナナーガ】を毒状態にするんじゃなく、俺が【ガナナーガ】の毒を取り入れる。【毒液】は体内にあるわけだし、プレイヤー達は誰も【呑み込み】を受けてない。死んだとしても【毒】の取り込みは消えないわけで、取り込みが完了すれば、【ガナナーガ】よりも強力な毒を所持した事になるかもしれない。



「ポイ、ナイスアイデアだ!! その方法が正解かもしれない。疑って、悪かった」



 さて、ここからは【毒(付与)】の攻撃した後、【呑み込み】が来るかの賭けになる。ポイのアドバイスを無下にするわけにはいかない。

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