アンデットの軍勢が来た!3
いやーすげー嬉しい。なんかめっちゃ評価してくれてる人がいる。
ではどうぞ!
あれから父上は、
《王都に知らせてくる!》
と言う名目で王都へ逃げて行った。
置いていかれた僕とローク兄さんは屋敷にポツンと残っていた。
ローク兄さんはもうダメだと諦めており、部屋に閉じこもっている。
町からは冒険者や騎士達の勇ましい声が聞こえてくる。
「魔物に勝つためには5級のスキルを持つローク兄さんの力が必要だ、、」
僕はそう思うが早い間にローク兄さんが閉じこもってる部屋の前に立つ。
僕は部屋のドアをドンドンッと叩き、
「ローク兄さん!僕たちは町に行こう!」
と言った。
すると、
「もうほっといてくれ、終わったんだよ。
父上にも見捨てられた、魔物の軍勢は1000以上。どれも絶望的なんだよ!」
と叫ぶローク兄さん。
「まだ、まだ出来ることはある!」
「何が出来るって言うんだ!」
「町の、、みんなを1人でも多く守るんだ!」
まだ、町の人の雄叫びがここまで響いてくる。
「何を、、」
ああ、もうじれったい!
「それが!領主としての使命じゃないのか!」
「っっっっっっっっっ!!!」
「民のために!命をかけて領地を、民を守る!それが領主だろ!!」
「、、、、、、、、、、、、、、」
今ではこの有様のローク兄さんも、昔は民のためならと無茶をする兄上だった。
尊敬してた。憧れてた。
でも10歳のスキルをもらった時からローク兄さんは変わってしまった。
だけど僕は信じてる。あの、僕が憧れた兄さんがまだ残ってることを!
「だから、いい加減目を覚ませよ兄さん!!!!」
「、、、、、、、、、」
ダメ、、、か。
「僕は行くよローク兄さん。」
僕は部屋から離れ、屋敷を出て町に向かう。
ギィ
と、どこかの扉が開く音がした。
どうでしたか?最後の音は一体なんだったんでしょう(すっとぼけ)
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