アンデットの軍勢が来た!2
ブクマ、、、、三件、、、、え?マジ?
めっっっっっっっちゃありがたいです!
やる気出てきたー!!
ではどうぞ!
町には主要者たちの会議が開かれていた。
ある部屋で5人は集まっていた。
そこにいたのは、
「今回集まってもらったのは他でもない。アンデットの軍勢が町に迫っている件だ。」
と、青髪の好青年が皆の顔を見ながら言う。
この青年はこの町の町長ハンスである。
その顔はどこか計算高い性格が滲み出ていて、
昨年彼の父が急死し、村長へと成り上がったと言う胡散臭い経歴を持つ人間だった。
「どうするも何も退路は絶たれてる。戦うしかねえだろう!」
と勢いよく立ち上がったのは、
魔物たちを退治することを仕事とする冒険者ギルド長のダース、茶髪のドワーフだ。
ドワーフの典型的な体をしており、背が小さいが、その腕はどうしたらそうなるんだよ!ってくらい筋肉がついている。
「まぁまぁ落ち着いてください。」
と彼を諫めたのは商人たちの代表商業者ギルドの会長エデンだった。
緑色の髪を持っており、その細長く特徴的な耳からエルフだとわかる。
「何事をするにも金が必要なんですよ。戦うものたちへの支払い料金はどこから出てくるのですか。」
「ぐむぅ。」
と、頭が冷えたのか座り込むダース。
「それに戦略もね。」
と、言ったのは皺皺のお婆さんだ。
しかし侮ることなかれ、その実態はこの町で薬剤師の必要性を周知の事実にさせた、
薬剤師ギルドの宝、ロニさんだ。
「ただ闇雲に突撃してはい勝ちってなったら苦労はしないんだよ。」
「なるほど、、、」
うーむと唸るダース。
「まず戦力をはっきりさせましょう。ダースさん、冒険者は何人戦いに参加できそうですか?」
「うむ、、、冒険者は約350名参加できそうじゃ。」
「では、騎士団からは、、、」
チラッと横を見るハンス。
その視線の先にはヒョロヒョロの男がいた。
彼こそが駐屯騎士団団長、カリだ。
「うむ、騎士団からは約250名参加出来るそうだ。」
「全員で約600名ですか、、、ロニさんアンデットの軍勢は?」
「いーひっひっひ暗部のものに確かめさせたところ1000はいたそうだよ。」
おおおおとどよめくハンス達。それほどまでに戦力の差があった。
「こちらが優勢な点は知性があると言うことぐらいか、、、」
と、カリ団長が呟きあたりはシーンと静まる。
「こんな時に男爵様は何をしているんじゃ!」
「男爵様は逃げたとさ。」
「なに!?それはほんとうか!?」
「ええ、私の部下商人が逃げる姿を目撃したそうです。」
またドヨドヨとざわめく。
「、、、まぁあの当主には期待はしていませんでしたが、、ここまでバカだとは。」
貴族の法にはその命尽きるまで領地を守るべしと言う法があるが、それに違反したと言うことだろう。
まぁ恐らく逃げ切れても王国で死刑の罪に囚われるだろう。
「なら俺たちでなんとかするしかないみたいだな!」
「、、不本意ですが私の懐を少し開けましょう。」
「いーっひっひっひなら私はポーションを作ろうかね。」
「我が騎士団に策あり。」
「私は住民を避難させましょう。」
今ここに初めて欲深き5人の心が一つとなった瞬間であった。
町の主要人物登場です!
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