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異世界では意外と役に立つ!  作者: 千葉キョウスケ
9/17

・・・晩ご飯・・・

午後の仕事が終わった、!

午後は午前中同様、デルさんと2人で調理場だった


「はぁーー疲れた、、、」

〔そう言えば今日の夜ご飯は、

俺が作るんだった、まぁ、でも大体のメニューは決めてるんだけど、〕


「海夢本当に夜ご飯、お願いしちゃて大丈夫かい、?」


デルさんが申し訳なさそうに海夢に聞いた、


そう、シャウラが昨晩みんなに海夢が夜ご飯を作ってくれると言いふらしていたのだ、


「だ、大丈夫ですよ、デルさんよりかは、

美味しく作れないかもしれませんが、、、、、

作ります!

残った洗い物もやって置くので休んでてください!」


「そう、、 助かったは、!

ここにある食材は何でも使って大丈夫だから、」


「はい、! わかりました、」


海夢がやる気満々で返事をすると、

デルさんは、その表情を見て安心したような顔をして、テーブルに戻った


すると海夢は、気合を入れるように、頭にタオルを巻いて〈よし!、異世界調理開始!〉と大きな声で言った、


〔よし、今日作るのは、、、〕


海夢は、調理場キッチンで1日働いていたので、

ここにどんな食材があるのかを把握していた、!


今日海夢が作ろうとしているメニューは、 


⭐️牛の赤身100%肉を使った、

       ミディアムレアハンバーグ


⭐️あさりを使った、

    濃厚バターのボンゴレビアンコ


そして、付け合わせとデザートに、


⭐️マッシュポテト


⭐️フレンチトースト


この4品を作る!


まず最初に作るのは、ハンバーグだ!

冷蔵庫からひき肉を取り出すと、ボウルに移した

そこに、細かくみじん切りにしたタマネギを

一つ分入れて、同時に、塩胡椒、卵、牛乳に浸したパン粉、味噌、

を入れて、手でよく混ぜた、!

よく混ぜたら、空気を抜くようにボウルに叩きつて、人数分に分けた!

すると海夢は、フライパンに火をかけてバターを溶かし、ハンバーグのタネを焦がさないように弱火で蒸し焼きにして行く、


そしてハンバーグを焼いているうちに、

隣のフライパンで、オリーブオイルとニンニクを入れて炒め始めた、そこにあさりを入れた!

そう、次に作るのはボンゴレビアンコだ!

もともと冷蔵庫にあった、茹で上げられたパスタを入れて、味付けにバターと、黒胡椒、白ワインに唐辛子を刻んだ物を入れて、アルコールを飛ばしたら、ボンゴレビアンコの完成だ、!

海夢は、綺麗に皿に盛り付ける!


その頃キッチンからは、家の中全体に、

美味しい匂いが広がっていた、


ちょうどその頃、いい具合にハンバーグもいい具合に火が通り、仕上げに

風味を出すため、赤ワインでフランベをしてハンバーグも完成した、!


〔それにしても、やっぱり火もたくさん使えて、

これだけ広い調理スペースがあるとやりやすいなぁ、〕


そんな事を思いながら、海夢は残り二品を作り始めた、


次に作るのは、付け合わせのマッシュポテトだ、

じゃがいもの皮をむいて、茹でていく!

茹で上がったじゃがいもに、

塩胡椒、牛乳、バターを入れて弱火でじっくりと火をかけながらじゃがいもを潰して行く、

水気がなくなって来たら完成だ、! 

実に簡単である、

マッシュポテトも小皿に盛り付け、上からバジルを少し振りかければ完成だ!


最後に、フレンチトースト!

フレンチトーストも作り方はとてもシンプルで

簡単である!

海夢は棚の上に置いてあったパンを手に取ると、

パンの耳を切り真ん中だけを使う、

そして、卵の中に砂糖を少し入れてよくかき混ぜると、溶いた卵の中にパンを浸す!

その間に、フライパンにバターをなじませ、

バターが馴染んだら卵につけていたパンを焦がさないように弱火でじっくり焼いた、!


〔本当は、数時間卵につけておきたかったんだかな、〕


「しょーがない!」


そう口ずさむと、焼き上がったパンを取り出し、

お皿に乗せて上からシロップをかければ、

完成だ!


こうしてあっという間に4品が完成した、


海夢は、〈ふ〜〜〜、〉と息を吐くと手を洗い

タオルを外して、テーブルに運んだ、


「みんなー、ご飯できたぞー!!」


海夢が大きな声でみんなを呼ぶ、

すると、最初にデルさんが来た、


デルさんが驚いた顔をして

「これ本当な、海夢が1人で作ったのかい、?」


「え、えー、まぁ、はい!」

少し照れながら答えた、


「これは、びっくりだよ、!」


そう言うとデルさんは先に座った、


すると、三つ子も匂いに釣られて降りて来た、

〈クンクン、、クンクン、、、いい匂い!〉

「まさか、海夢にこんなに才能があったなんて、

やるじゃない、!」


ララは上から目線な物言いだった、


〔俺ってば、どんだけ取り柄の無い人間だと思われてたんだよ、!〕


「す、すごい、!」


ミラは、敬うように小さな声で呟いた、

すると、海夢は、真っ赤な顔をして照れていた、


「ま、まぁ口に合うかは分からないがな!」


「それで、これはなんて言う料理なの、?」


シャウラは、初めて見た料理だったので珍しそうに海夢に聞いた、

すると海夢は夜ご飯のだメニューを言った、


「今日のメニューはな、


  ⭐️ミディアムレアハンバーグ

  ⭐️濃厚バターのボンゴレビアンコ

  ⭐️マッシュポテト

  ⭐️フレンチトースト

              この4品だ!」


海夢は、力強く言った、


「へぇー、聞いたことのない料理だね、、、、

でもすごくいい匂い!、美味しそう!、」


シャウラは、とてもニコニコして

今にも食べたそうにしていた、


「まぁ、大した物では無いがみんな食べてくれ!

マッシュポテトはまだ余ってるからな!」


すると、みんなは〈いただきます!〉と言って、

料理を食べ始めた、


するとみんなは物凄い笑顔でモリモリ食べた、


ララ・・・「この、ボ、ボンゴレビ、何とかってやつ味が全く、くどくなくてまろやかで食べやすいわ、!」


ミラ・・・「何これ〈フレンチトースト〉、甘い香が頭の中まで、広がる、お、美味しい、、!」


シャウラ・・・「この、何ちゃらポテトだっけ?

口の中に入れた瞬間一瞬で溶けて無くなったみたい、ほ、本当にジャガイモなの?」


デルさん・・・「ハンバーグ、? 全く脂っこさが無いと思ったら口の中に入れた瞬間に、肉汁が溢れ出したは、! 

びっくりよ!」


みんな、口々に料理の感想を言うと、

どんどん、どんどん食べ進んだ、


海夢は、とても嬉しかった、

〔まさか、こんなに喜んでくれるとはな、!

少しはお礼できたかな、、、、」

優しく微笑んだ!


ーーーーーーーーー↓ーーーーーーーーーーーー


30分もかからずにみんな食べ終えた、

〔ごちそうさまでした、!〕

「あ〜〜、美味しかった、」

「また、作ってね!」

「海夢にしてはやるじゃない、!」


「見直してくれたみたいで、どーも、、」


三つ子は満足げな表情でそう言うとお皿を片付けて部屋に戻って行った、


「デルさん、洗い物は、僕がやって起きますね!」


「いいわよ、私がやって置くわ!」


「いゃ、大丈夫ですよ、デルさんは休んでてください、」


「お願い、これくらいは私にやらせて、、ね?」


デルさんはニコッとして優しく言った、


「わかりました、お願いさせてもらいます、」


すると、海夢は手を洗ってデルさんと交代した、


「それにしても、海夢がこんなにも美味しい料理を作れるなんて、びっくりしたわ、、

今度是非作り方教えて貰いたいわ、!」


「もちろんですよ、!

大したものじゃないですが僕に作れるものであれば、!」


海夢は、嬉しそうに答えると、デルさんも嬉しそうに笑った、

こうして、海夢は自分の部屋に戻って言った、


〔思ってたより、喜んでくれてたなぁ、

また今度みんなにご馳走してあげるから、〕


体はとても疲れ果てていたが、心は潤っていた、

表情からは、嬉しそうな笑みが溢れていた、!

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