とある幼馴染み達の会話
「やっほー!」
「暇だから来たわ」
「よう、暇だから来るなよ」
「いいじゃん!」
「いいじゃない」
「なんでくるかなぁ」
「お邪魔しまーす」
「まあお邪魔するわ」
「俺の決定権...」
「ないわよんなもん」
「ねえ」
「んー?」
「どうした?」
「暇なんだけど」
「わかるぅー」
「しらねえよ、暇なら寝てろ」
「じゃあ寝るー」
「あんたの家で寝れるわけないでしょ、それにもったいないし」
「何がだよ」
「ゲームの時間が」
「そうだった」
「今やれよ」
「ないから貸して」
「持ってくるのを忘れたのよ、というわけでゲーム貸しなさい」
「断る」
「ガビーン」
「なんでこいつ女の子の頼みなのに断るのかなぁ...」
「女じゃな」
「なにか言った?」
「なにか?」
「何なんもございません」
「そう、ところでさ」
「ほい?」
「なんだ?」
「あんたに好きな子がいるって聞いたのだけど」
「えっ」
「いるよ?」
「えっ!」
「誰?」
「誰ですか?!どこの馬のほ」
「桜宮夕夏」
「え...」
「誰よその子?」
「ほら、いるじゃん」
「...」
「画面の中にか」
「いや?」
「え?どこ?」
「お前の隣」
「...」
「私のことが好き....?嘘でしょ...?」
「...ど、どうも?」
「あ、こんにちは!幽霊系美少女の桜宮夕夏ちゃんでーす☆」
「それ自分で言うのか」
「だってそうですし」
「あの~」
「あ、ごめんね。で、どうしたの?」
「あんたは部屋から出なさい」
「えなんで」
「出なさい」
「ちょま」
「よし」
「幽霊と二人きり、なにもないは筈もなく...」
「ちょっと来なさい」
「ハイ」
「あなたに聞きたい事があるの」
「な、なに?」
「あいつが好きなタイプは」
「天然系」
「胸」
「小」
「料理」
「野菜多め」
「ありがとう、一緒にあいつを落としましょ?」
「う、うん」
(なんでこの人幽霊と相談してるんだろう...)
「あれ?」
「どうしたの?」
「私幽霊だから付き合えないので」
「野菜安いところはどこにあるのかしら」
「ちょっと」
ポイントはいれたければどうぞ