次のステップ!
カーテンが開く音がする。
綾が開けているのだろう。
綾「お兄ちゃん起きて!朝だよ!!お兄ちゃん!」
灰人「うーんあと5分……」
綾「うわぁ絶対起きないやつだ……。あっ!そうだ」
俺の足元でゴソゴソ音がする。
体に何かが乗る。
灰人(え?まさかな……?)
恐る恐る目を開ける。
やはりそうか。
綾が俺の上に乗っている。
灰人(やべぇ可愛い)
綾「お兄ちゃん!早く起きないと拗ねちゃうよばーか」
灰人「重たい……。兄貴にバカとか言うなばーか」
綾「重たいって酷いな!私これでも痩せたんだよ!?もうお兄ちゃん知らない!このくそ鈍感!」
灰人「えぇ、おい俺鈍感じゃねぇーぞ」
綾「そろそろ認めなよぉー」
灰人「いや知らん」
綾「早くしないと楓ちゃんきゃうよ!」
灰人「ハイハイ」
綾「バカくそド変態鈍感兄貴」
灰人「聞こえてるからな」
俺はリビングに行き綾が作ってくれた朝飯を食べる。食べ終わり支度が整うとインターホンがなった。楓が来たのだろう。
灰人「楓!今行く!」
楓「はーい!ゆっくりでいいよ鈍臭いから灰人は」
灰人「あのなぁ」
綾「あっ、楓ちゃんおはよう!」
楓「綾ちゃんおはよう!」
灰人「よし行ってきます」
学校に向かう途中俺は楓に昨日来た電話の話をする。
灰人「そういえば昨日夜、オファー来た」
楓「へぇー………えっ!?」
楓「なるほどね、みんなにも話そっか」
瞬と亮にあってその話をした。
瞬「えぇ!?すごいじゃん!」
亮「で!やるのか?」
灰人「当たり前だろ!」
楓「だよね」
瞬「うん!」
亮「ああ!」
灰人「じゃあ練習するぞぉー!」
楓「その前に学校ね」
灰人「あっ、はい」