序章 こんな感じの最悪な世界
どうも、コクライです。
正月にだらけて投稿サボっていました。すいませんでした。
失踪したか?と思った人もいるかもしれないのですがこれからも読んでいただけたら幸いです。
それではどうぞ!
朝から社長に呼び出され、早く会社に来たものの社長が遅れ1時間外に立たされた。
挙句の果てには、資料が間に合わなかったことを俺のせいにするという明確すぎるパワハラをくらい。
上司が社長から押し付けられた仕事をまた俺に押し付ける。
昼になれば、飯を買ってこさせておいて代金まで払わされるという始末。
仕事をしていると業績トップの後輩にあごで使われ、礼も言われない。
そんな毎日を過ごしている。
今も上司のパシリになっているところだ。
結婚していない。彼女いない暦=年齢。肥満体型。という不の三種の仁義を持っている。神様が平等に
人間を作っているのならば、俺の長所はどこだろう。そんなことを、考え続け13年、今20歳。
小1のころから人間の底辺として自覚して生きてきた。人間は平等?そんなの人間の上位しかいえない言葉だ!
君もそう思うだろ?目の前に立っていたマスクに黒色のフードと言ういかにも不審者と言う格好の男に
心の中で問いかけた。左手をポッケに突っ込んでいる。
「どうしたんですか?」長いこと俺のことを見ているもんだからきいてみた。
「動くな。」その男は静かにそういった、矢のように鋭く突き刺さる声で。
「はい?」意味をつかめなかった。これが人間の上位独自の言葉なのだろうか。
「黙って言うことをきけ。」そういって男は左手を少し見せた。
そこには、控えめに銀色に輝く…ナイフ!
「・・・っ!」声を出そうとしたときには男は俺に密着していた。目的はわからないがこいつは俺を殺すつもりだろう。そしてこいつは俺を殺した後、回りの人も襲うだろう。
神よ。あなたは人間を平等に作っていた。俺が生きてきた理由をあなたはくれた。
俺の命と引き換えにこいつを殺せばここにいるたくさんの人の命は助かる。
それに今、俺のことを思う人間は残念ながら、しかし、幸運なことにいない。もう今更何も迷わない。
男の左手をわしづかみにして
「逃げろー!」そう叫び、ナイフを男の腹に刺した。男はひどく動揺しているようだったしかし状況を
理解した男は自分の腹からナイフを抜き取ると俺に向かって刺した。
しばらくの間、そのままの姿で止まっていた。そして、俺と男は同時にひざまずいた。
そのまま地面に倒れこむ。2人の血が混ざり合いたまっていく。流れ出した血はうっとうしいほど体に
まとわりついてくる。肌に触れた血は、暖かかった。意識が、薄れて…いく……
これが、走馬灯か。小・中学生・高校生・大学生どれもいい思い出ではない。
こんな世界とはもうおさらばだ・・・・・・・さようなら
読んでいただきありがとうございました。
正月といえば、おせち料理にお餅など完全に太らせようとしてます。
僕は、今年正月太りしそうな予感です。(´・ω・`)
あ、次回も読んでいただけたら幸いです。
ありがとうございました。