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きらきら  作者: 真未
大好きだった人。
18/19

1

私は、しばらく父がいなかった。


中学三年生の時にいなくなった、のほうが正しいかもしれない。


小学生高学年まで、父が大好きだった。


大きくなったら父のような男性と結婚したいと本気で思っていた。


もっと幼い頃は、父と結婚する、と言っていたそうだ。


だけど、高校生になって、愛情から憎しみに変わった。


大学生の頃、憎しみから、無になった。


今は、思い出すこともほとんどない。


たまに思い出す。


だけど、もう、憎しみではなく、懐かしく思う気持ち。


血を分けてもらった父なのに。


そんな自分自身を非情だと思う。

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