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きらきら  作者: 真未
大事な人。
16/19

6

大学の入学したての日々を思い出す。


入る気はそれほどなかったけれど、見学した、バスケットボールのサークル。


体育館では、男女各々、ハーフコートで練習していた。


そこで、一際目を引いたのが、ユキさんだった。


身長はそれほど高くない。


ポジションはガードだった。


スリーポイントラインより手前の位置から、軽やかにシュート。


リングにボールが当たることなく、網を揺らした。


華奢なようで、程よく筋肉がしなる体。


その一瞬で落ちていた。


言葉では説明出来ない。




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