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きらきら  作者: 真未
大事な人。
15/19

5

滑走路に一時停止した後、飛行機は勢いをつけ、離陸へと進む。


景色が線になって、見えない。


涙でぼやけて見えていなかったせいもあると思う。


ふわっと一瞬無重力に包まれた後、機体は斜めに真っ直ぐ空へ向かった。


見下ろすと、離れていく空港がまず目に入る。


そして、高さを増していくと、見慣れた景色が小さく映った。


あ、通っていた大学だ。


実家も見える。


近くの畑も。


ドライブした時によく通った橋だ。


こうして遠くなればなるほど実感する。


遊びに行く時も同じ景色を見ているはずなのに、感覚が全然違う。

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