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きらきら  作者: 真未
大事な人。
12/19

2

彼はどんな反応するのだろう。


もしかすると駄々をこねるかもしれない。


納得してもらえないかもしれない。


泣くだろうか、怒るだろうか。


そんなことを考えていた。


だけど、意外にも一言だけだった。


「分かった……」


ひどく傷ついた顔を見せて、本当にそれだけ。


その後は、何も言わなかった。


なぜか、私の方が涙が止まらなかった。


「ごめんなさい」を繰り返して、泣いた。


どうしてこうなったのだろう。


彼が悪いとは思えなくなった。


私が気がつかなかったのが悪い。


変化に気がつかないほど、仕事をしすぎたのが悪い。


何のために私は地元を選んだの?


彼のそばにいるためでしょう?


それなのに、どうして気づいてあげられなかったの?


どこで間違ったのだろう。

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