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その時の担任はおばさんの気さくで友達感覚で話せる先生だった。
今でこそすごくいい先生だと思っているが当時の私はその先生がすごく嫌いだった。
何故かと言うと私は凄く口がうまかったため打たれ強いと思われてしまい注意されるとき周りを代表して私が怒られていたからである。
そんな先生のもと始まった5年生だがクラス発表がまず学年のはじめにあるのである。
発表された時のクラスは仲がいい男子が集まり尚且つ学年TOP1を争う美少女2人とも同じクラスだったのでそれはもう嬉しかった。
その時担任と分かったおばさん先生とは4年生の時パソコンクラブで一緒だったため変な先生ではないとみんなに説明したが後にこんなに嫌うとは思ってもいなかった。
最初のHRで先生生徒の自己紹介をし、その後その先生特有のチケット制度をやると知らされた。
そのチケットの名前は出せないが○○券というもので私は全くそれが理解できず現物を見せてもらう時までずっと剣だと思っていたためその時誰とも話が噛み合わず意味が理解できた時にみんなで凄く笑ったのは今でも鮮明の覚えてる。
ちなみにそのチケットというのは給食の残りの牛乳などじゃんけんなどで取り合いするのだがその時そのチケットを使うことで牛乳への優先権が得られるなどの使い道だったと思う。
いまいち使い所がなかったのは覚えている。
何かと配るくせに使い道がないとはこれいかに・・・
チケットには右下に小さく数字が書いてあるのだが最初に配られたのは自分の出席番号であった。