3話【買い物にイキました】
テスト発表に入り更新が遅くなるかもしれません。
しかし随時更新したいと思います。
たくさんの国民で賑わう城下町。競い合う様に列をなす数々の露店。
少し歩けば、沢山のパフォーマンスショーに愉快な音楽を鳴らす楽団達。
「今日何かのお祭り?」
「ううん。特に何もないけど」
「なのにこんなに賑やかなの?」
「うん。だってルス王国は、世界一うるさい国って言われているからね。」
「なるほど。すごく納得できる」
「それじゃあ少しブラブラしますか」
ミスズに強引に手を引かれるリョウ。
まず到着したのが雑貨屋だった。
小物でごった返している店内を興味津々に見歩くミスズ。ミスズの大量の買い物が済み、次に寄ったのが武器屋だった。
少し似合わない洒落たBGMが流れる。
「武器なんか売ってるのか・・・でも使う事なんかあるか?」
「うん。戦争中だもん」
・・・ん?戦争?
「そう言えばいってなかったはね。今、戦争の真っ只中なのよ。」
「なぜ・・・」
「なぜって・・誰しも欲しいものがあるからね」
「・・・」
絶句するリョウを尻目に棚に掛けられた武器を眺めていくミスズ。
剣や槍。棍棒に銃など種類が豊富である。
「どれにする?」
「そんな事言われても・・・それじゃあ銃..」
「剣ね。わかったわ」
「おう!?」
「おじさん!この剣ちょうだーい!」
「はいよー」
「はいよーじゃない!ちょっと待って!俺は銃を..」
「剣でしょ?」
「いやだから銃がいいと..」
「剣でしょ?」
「・・はい」
なんだ今の顔・・怖すぎるだろ・・・
120Gの安い剣を無理やり買わされ帯刀させられる。
勿論Gはミスズの奢りである。
武器屋を出て少し歩く。ここら辺は、多少なりとも落ち着いている。
「やっぱ静かな方が良いや」
「うーん・・私は賑やかな方が好きだけどなぁ」
「おい聞いたか」
不意に1人の男性の声が耳に入る。
また1人
クリアが殺されたってよ
・・え?殺された?
ピタッと立ち止まるリョウ。それに気付かず歩き続けるミスズ。
「またか。最近やたら多いな」
やたら多い・・?どう言う・・
「新しく何人かクリアが来たらしいがせいぜい、生き残るのは1人か2人だろうな」
「な・・!」
「リョウ?どうしたの?」
背後から声をかけられ肩をビクつかすリョウ。
「ミスズ・・」
「うん?」
カンカンカン
その時、鐘の音が王国内を包んだのだった。
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