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(6)

 ――それから五日後、またみほは福袋を買ったらしい。

 駿河屋は注文して商品の到着まで平均五日はかかる。だとすると、例の三つの福袋を開けたその日に注文したってのか。ちょっとは間を空けろよ。

 学校でニコニコしてこっちにやってくるのは大抵が駿河屋のことだ。で、より笑顔に輝きがあるときは福袋が家に届いたとき。もう慣れた。このパターンだな。

「よっ、修一! 今日も家に来ないかね?」

「テンション高けーな。どうせ駿河屋の福袋だろ? 今度はなにを買ったんだ?」

「ちょっと女の子っぽいもの……今回は修一は楽しめそうにないかもね」

「えっと、BL?」

「違う! ぬいぐるみ!」

 ぬいぐるみか……そっか、そんなのも扱ってたな。

「でも中古なんじゃないか? いいの? 人が触ったぬいぐるみで」

「うん! そんなめちゃくちゃ汚れてるやつは送ってこないと思うよ。前の持ち主がなんらかの理由で処分したんじゃない。きっとそのぬいぐるみは新しい持ち主を探しているわん!」

「わかった。じゃあ行くよ……俺が行く意味あんのかな」

「来て来て! 待ってる!」

 ま、いいか。あんだけ喜んでんだもんな。行ってやろう。


 授業が終わり、俺たちはそのままみほの家へ直行。これも相変わらずのパターンだ。

 部屋に入るとやや大きめの箱が置いてあった。

「けっこうでかい……何個入ってんだ、これ」

「数は書かれていなかったかな。詰め合わせって感じ」

「これ、いくらなの?」

「七百八十円」

「安いな。中身にもよるけど」

「買ったのはアニマル系ぬいぐるみ、箱いっぱい詰め合わせ! だからミッキーとかチョッパーは入ってないよ」

「なるほど、じゃあさっそく開けてみっか」

 ガムテープを剥がすのはみほ。この瞬間が一番楽しいんだろうな。

「わぁ……」

 箱の中はぬいぐるみだらけだ。ん? なんかやたらとでかいのがいるな。

「犬? このでかいの……」

「っぽいね。メインのぬいぐるみなのかなぁ。まずは周りのコたちから見ていこうか」

 最後は楽しみにとっておくってか。いいだろう。ぬいぐるみの当たりはずれはなかなか判断しにくいな。

「まずは……犬! 骨咥えてる犬!」

 それなりにでかい。百一匹なんとかってやつかな。犬種的に。状態はまあきれいだ。目を閉じているな。惜しい、それだけでちょっとマイナス点だ。

 イルカ、亀、芋虫、クマ、犬、ブルドック……。

 どれも普通な感じ。これといって良し悪しはない。

 ラッコだと? これは手が中に入るタイプだな。人形劇なんかで使えそうだ。……しねぇって。

 変なワニとか目つきのぼやけたうさぎ……はずれか?

 象、魚、クマ……地味なものが続くな。ぬいぐるみの福袋は地味なのか? もっとキツイの来いよ!

「これかわいい! チワワかしら?」

 みほがそう言ったのはやや大きいサイズのチワワだ。うん、これはかわいい。目が大きくてかわいい。当たりだな。

「寝転がってるクマもいいなー、かわいい♪」

 クマはポージングを取っているほうがいいな。普通に座っているだけではただのクマだ。動きがほしい。

「わ……この黒猫すごい。作りが精巧だよ」

「どれ? ……おぉ、マジだな。これは高いぞ。二千円は超えそうだ。これも当たりだな」

 外国産かな。UFOキャッチャーに入っているようなチープなものじゃない。素材もいいものを使っている感じだ。かわいいが媚びたかわいさじゃない。猫らしい堂々とした愛らしさ。俺もほしいぐらいだ。

 ……くそ、次は恐竜みたいな顔したカタツムリみたいなピンク色のもんがでてきた。なにかわからねー。そこが妙に悔しい。

「最後は例の犬な。でかいの……これ、何犬だ?」

「見たことあるけど、そうメジャーじゃないよね……雑種?」

「雑種じゃねーだろ。……ま、気になるんなら調べたらいい。俺は別にいい」

「かわいい、この犬。枕とかによさそう。なんて名前にしようかな」

「嬉しそうじゃないか。今までの福袋は開けてから後悔しかなかったもんな」

「うん。このコたち、今日からわたしの家族になるんだよ。そう思うと嬉しくて」

「本だとそうは思わないからな。まあよかったよ」

 ちょっとは普通の女の子らしくはなったか? もう駿河屋の福袋も買わないだろうよ。

 ――なんて思ったが、二日後にまたみほの、「家に来て!」という誘いがかかった。学校で。


「おぉいっ! 待て! ぬいぐるみの福袋買って二日しかたってない。ってことはだぞ、ぬいぐるみが届く前にもう次の福袋を注文してたってのか?」

「イェース、ザッツライト!」

 はまりすぎだろうよ。もうどっぷりと。

「今度はなに? もう本系はいいぞ。ぶっちゃけ飽きた」

「わたしも飽きた。一度買うといいよね。あはは、わたしの目標はやっぱりすべてのジェンルの福袋を制覇することかしらん♪」

「さらっと言うな。ちょっと異常だからそれ。じゃあなにか? トレカとか福袋でも買ったか?」

「あぁ、修一君! やるな、その通りだよ!」

「……だんだんお前のキャラ変わってね? トレカとか見たことすらねんじゃねぇのか」

「遊戯王の買った。それならなんとなく聞いたことあったし。あとね、雑貨の福袋っていうのも買った」

「雑貨? ……雑貨ってなによ? 漠然としすぎてて全然わからないんだけど」

「わたしもわからない」

「「でもそれが楽しい!」」

 ……やばい。またはもった。


  2 トレカと雑貨の福袋


 みほの家に来て、俺は彼女の部屋にどっかりと座った。

「さあ、見せてもらおうか」

 最初に見せてくれたのは遊戯王カード千枚。これが九百八十円だと。

「……でも、本当は千二百八十円だったんだよな?」

「そう。駿河屋が三日間とか連続でセールしたときなんか、最終日のタイムセールで売れ残った福袋を値下げして売り出すの」

「なかなかおもしろいシステムだよな、それって。でも最終日以前にもその福袋は発売されていたんだろ。だったら千二百八十円で買った人ってたまんないだろな。きっと九百八十円でも買ってナンピンするんじゃないか。二つ買ったら一つの値段が千百三十円になるからな。そうしたらちょっとは損した気分も減るだろうし。さらに買うほど平均取得単価が九百八十円に近づく」

「やだ、それ株?」

「お前の買った福袋の株本な。あれ、読んでるから」

 というわけでそれほどというか、まったく興味のない遊戯王カードを開ける。別に全然ワクワクしない。

 千枚……例えるなら五百ミリリットルのペットボトルを二つ並べたぐらいの高さと横幅だ。普通遊戯王カードは五枚で百五十円。単純に考えて千枚新品で買おうとしたら、かけることの二百倍してやったらいい。……三万か。とんでもない額だな、おい。

 どんなけ遊戯王カード売れてんだよ。作者丸儲けだな。

 しかし、これで経済が回っていると考えたら大したもんだ。

「ん、ちょっと貸してみな。どんなカードが強いのかわかんないだろ? 俺、ガキの頃少しやってたからわかる」

 遊戯王には昔のカードでも強く、今でも使われているカードもよくある。いわゆる汎用性のあるカードだ。そういうのなんか入っているかもしれない。

 カード屋じゃああまり高く買い取ってくれないからな。ある程度いいカードがあったらオークションに回せるんだが、オークションだと送料がかかるのがネックだ。あと、振込手数料。合わせて三百円近く入札者に負担がかかる。それほどまでして貴重なカードがあってほしいものだが……ないな。

「――ダメだ。完全にダメってわけでもないが価値は薄い。親戚の子どもとかにあげるのがいいかもな」

「でもこれでカード部門クリアだから」

「マジで全ジャンル狙ってんだな。じゃ、次いこうか」

 トレカは盛り上がらなかった。次は雑貨の福袋だ。これは四百八十円で購入したという。

「安いよな、四百八十円。でもなんでこんなに箱がでかいんだ?」

 かなり大きめの箱。商品の詰め合わせなので、この箱にギッシリ物が詰まっていのか。そう考えると四百八十円はとても安く感じる。

「これも中身次第だけどな。開けてくれ、心の準備はできた」

「うん、開けるよ」

 まず一つ目。それは一番上にあるもの。……な? こっ、これは?

「団扇か。それも巨大団扇……夏にはいい感じに活躍してくれそうだ」

「関ジャニ? 知らない」

「女子なら知ってるもんじゃないのか?」

「だったら修一はAKBの人、全員知ってるの?」

「いや、知らん。一人も名前言えん」

「でしょ」

 たぶん買ったら五百円はするだろうな。これが雑貨か。なるほどね……。

 ん? 次はビニール袋にいろいろ入っているな。なんだ、こりゃ?

「開けてみねーか?」

「うん、ドキドキ……」

 自分でドキドキって言うなよ。ドキドキ……。

「あ、これワンピースだ。ワンピースの靴下!」

「新品だな。タグっつーか、新品仕様のごちゃごちゃしたもんが付いてやがる。一足や二足じゃねぇ……何足入ってるんだよ?」

「待って……八、九、十。十! 十足も入ってた。しかも一足三百八十円!」

「マジか? だったら靴下だけで定価三千八百円? しかもけっこう新キャラのローまでいるじゃねーか。手放した人間か会社はなに考えてんだ? 処分するならこんなに買うなっつーの」

「よく見たらベジータもある。ジャンプくくりね……」

 びっくりだよ。雑貨はすげぇ幅が広いな。今までムック本がジャンルの幅広ぇと思っていたが、あれはすべて本だ。だが雑貨はいろんなものを雑貨と呼ぶ。もうなにがなんだかわからん。団扇、そして靴下……次はなんなんだ?

「頭が……混乱する?」

「大丈夫? ちょっと休憩しようか?」

「いや、いい。さあ、続きを見せてくれ」

 ミッキーの皿。しかしこれはなにかを盛るタイプのものではない。そういう器の形をしていなかった。たぶん鑑賞用だ。

「使わねーな……次」

 ごちゃごちゃした小物がたくさん出てくる。両さんのキーホルダーとか、深イイの電池切れのおもちゃ。――これなんて、電池が切れていたらただの飾りにしかならん。中途半端な。

 知らないアニメの水着姿の姉ちゃんのペンケース。こんなもん学校に持っていけるか!

 黒人のボクサーらしいストラップ。これはかっこよかったが、俺はストラップを付ける人じゃねぇ。ポケットがパンパンになって嫌だ。

 よくわからないアイドルの写真。古い、それに俺はそういう情報には疎い。まったく意味のない品だ。やはり福袋は人を選ぶ!

 赤色の派手なハンドタオル。……うん、こういう実用的なやつがいいな。これだけで百円はする。派手ささえ気にしなければ使える。

「……これ、なに?」

 目に留まったものは抽選プレゼントの時計。……これってレアなんじゃね?

 戦隊ものだった。あとでヤフオクで調べるか。抽プレとか入ってんだな。すげぇぜ、雑貨の福袋。

「なっ……これは???」

 完全に不意を突かれた感じ。ここで普通のズボンってなによ。

 サイズのシール、タグが付いているので新品だ。それなりにかっこいいズボンだった。

「なにかのアニメ? ……いや、わかんねぇ」

 ぬいぐるみを入ってあった。マイメロとあとわからんのが二つ。雑貨はぬいぐるみも含まれるのか。またみほの家族が増えちまったな。しかもけっこうでかい。

 で、ラストが……けっこうでかいな。ダンボール箱の八分の一ぐらい占めてやがったな。

 それはポケモンのお絵かきセット。

 マジか……これだけで千五百円はするぜ。ビニール袋に入っている。新品か?

 みほが中を確認する。

「違う。中古よ。でも、使い方がとてもきれいだったみたい。説明書とか付属品は全部付いてると思う」

 これも新品ならすごかったんだがな。しかし、たくさん入ってた。個人的には靴下十足がツボだったな。子ども向けじゃなくて大人向けの靴下だったら俺もほしかったところだ。

「――って、お前。なに出してんの? まさかお絵かきするの?」

「えぇ。なんか懐かしいから。これって型どったプレートを紙の上に乗せて、トントンって感じでペンをつっつけばいいのよね?」

「おお、確かそんな感じのような……」

「ふふ、トントン。ちょっと楽しいかも……あれ?」

 ポキッ。

 ……なんか折れたな。

 ポキポキ。

 ――嫌な予感しかしない。

「みほ、その音って?」

 泣きそうな顔をしてみほが、

「壊れたぁ~」

 すげぇオチだ。でも靴下十足しつこいとズボンだけでも四百八十円の価値はあった。駿河屋の雑貨福袋、侮れないな!

 よほど雑貨の福袋が楽しかったのか、みほはまた雑貨の福袋を買った。一緒に開けたその日のうちに注文した。

 送料を無料にするためにハチワンダイバーを買っていた。あれ、面白いもんな。俺もあとで読ませてもらおう。

 最近、みほが新しくやり始めたことがある。それはブログだった。しかも駿河屋オンリー話の内容だ。そんなもん誰が読む?

 しかし、すでにやる気のみほを俺には止められない。ま、金もかからないしいいか。

 福袋の画像を載せては一つ一つにコメントを加えていた。「これがよかった」とか、「こいつはいらない」とか。俺と話している内容とかぶっている。

 みほが今までの駿河屋の経験をブログで更新しているうちに、もう駿河屋から次の雑貨が届いた。

 マジ? 早くね? ってことは注文してからもう五日がたったのか。慣れとは恐ろしい。

 初めは五日? 超遅ぇー、なんて思っていたのが、今では「早いな」である。余裕のある人間に成長したということか。さすが駿河屋だ……。

 この日、俺はみほの家に招待され、一緒に福袋を開封することに。お決まりのパターンだ。

「じゃ、開けるね……」

「おう」

 もうある程度慣れたが、やはりこのときだけはドキドキする。商品が同じだってことはない。毎回なにか驚かされる。そういうのが雑貨の福袋にはあった。今回の福袋は……なんだ?

「なんだ、これ……クッションか。枕みてぇだな」

「クッションよ。このアフロ、見覚えない?」

「ない」

「じゃあ、この『ドーン!』は? これならあるでしょ?」

「そりゃあ、ドーンと言えばワンピース……あっ!」

「思い出した?」

「そうだ、あった。ルフィがこのアフロカツラつけてたのを見たことある! でも、これけっこう大した作りだぞ。普通に買ったら二千円はするだろ」

「それを四百八十円の福袋に入れるなんてさすが駿河屋、でしょ?」

「このクッション一つだけで元が取れてるな。どんだけ良心的なんだ」

「次は……これ、なんだろ?」

「シューズ入れとかじゃないか。大きさ的に……あっ!」

「これ、ブラックジャック!」

「いいセンスじゃないか。ブラックジャックなら大人が使っても恥ずかしくない。おしゃれなアイテムだ。……いいなぁ」

「へへ、いいでしょ。だったら修一も雑貨の福袋買いなよ」

「いや、いい。こういうのって一品ものだから。狙って当たるもんじゃないだろ」

 でかい袋にボトルキャップが大量に入っていた。ジャンル問わずだ。猿の惑星が入っているのが嬉しい。

 雪だるまのオブジェ……これはいらないな。はずれだ、でかくて邪魔だし。シーズンが合っていればいいってもんじゃない。サンタクロースのオブジェもなんかにごってるところあるし。雑貨とは対象の幅が広いな。なんでも雑貨でくくれられる。

 犬のキャンドルだ……珍しいけど、ちょっとグロいか。火をつけたら顔面から溶けていくんだろ。えげつねぇ。

「今回は細々したもんが多いな。ワンピースのクッションでスペース取ったからな。数はこなさんといかんのか」

 他にもたくさんあったが小物ばっかりなので、いまいちコメントがしづらい。上等なレターセットみたいなのが二セットあった。これもお得! お友達帳もあったが、ちょっと子どもっぽいので使えない。

「さて、これはなんだ?」

 もう最後か。俺が手に取ったものはらんま1/2のカードだった。

「カード? ……ラミ加工されているな。あっ、これがラミカードってやつか! 初めて見たな。これ確か一枚百円するんだぜ。それが二十四枚か。定価で考えると怖いな。これだけで二千四百円か」

「他にもあったわよ。ラミ加工されていないカード」

「おう、サンキュ。……これはカードダスとかピーピーカードっていうやつだな」

「ピーピー? ピーピーカード?」

「って言うんだって。俺の親戚の人が昔こういうの集めていて、家に行くたびに自慢話聞かされたっけ。ピーピーのピーはなんて意味だったのか聞くのを忘れていたよ。Pのピーだっけな」

「今回もボリューム満点だったわね」

「クッションがメインみたいな感じだったけどな」

「あとブラックジャック」

「そうそう。あれはいいよ。当たりだよ……でもさ、このらんま1/2のカード。もしかしたら売れないか? ヤフオクで」

「ヤフオクでぇ? まさか、そんなのほしい人っているの?」

「いるさ、アニメをバカにしちゃいけない。子どもの頃に受けたアニメの影響が大きいからな。らんま1/2で育った大人が懐かしがって買ってくれる可能性大さ」

「そう? じゃあ試しに売ってみようかしら。父さんの名義で」

 そんなわけでらんま1/2のカードをセットで出してみた。どうせ売れても大したことはないだろう。五百円か。それだけもらえれば十分だった。なにせ時代が時代だからね。

 ……なんて考えは甘い。俺たちは大人のアニメ好きを侮っていたようだ。

 大人は財力がある。子どもの持つ千円は大人にとったら十円ぐらいの感覚。客としてはこれほど最高な客もいなかった。

 

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