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第六声‥僕が生まれて十五年目の秋



僕が生まれて十五年目の秋は、白と静寂で満ちていた。


白い壁。白い床。白いベッド。


白に囲まれて俯く君は、とても頼りなく、今にも壊れてしまいそうだった。


僕は笑った。

君にも笑って欲しくて、笑顔を沢山、君に届けた。

でも、届かなかったのかな。


笑って。


ほら見て。

僕らの世界は今日も、こんなに綺麗だよ。


地球は今日も汚くて、でも、とても美しいね。

人間は今日も醜くて、でも、とても素敵だね。



何かを尊べる心は、きっと素晴らしいものなのだろう。




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