『時代の変化を感じる為に…』抄
ありがちな話です、ほんと。
僕は、三重県立四日市高校の出身です。
さて、「時代がどこまで動いたか」を感じる為に僕が友人達にかつて薦めていたが、もうお薦め出来ない方法があります…
それは、「ふらりと母校の中学・高校に訪れる」ことです。現役生を観察し、実際会話なんかを交わして、新しい世代・時代を感じるというのが趣旨です。一年に一度くらいの割合でおじゃましていました。
が、先にオチを言うと、ある時(2年半くらい前)母校の高校に「ふらりと」行ってみたところ、不審者扱いされてしまい、15mくらいしか門から入れず、数分でつまみだされてしまいました。
あくまで、「時代を感じる為」の行為ですから、ある意味「時代を痛感させられた」エピソードでは、あるのですが…
治安が悪くなり、変な人が出没するようになり、先生も生徒も親御さんも神経質になりと、、、
嗚呼、――――
もうこの先、10年は、いや、30年は母校の門をくぐりたくないと思いましたね。そうだね、75歳くらいになったら、また、四日市高校に「ふらりと」行ってみようかしら…
その折りは出くわした関係者とこんな会話をしたいですねぇ。
「見慣れぬ方ですが、なんのご用ですか?」
「OBでして、久しぶりに富田に立ち寄ったものですから、つい、寄り道してしまいまして。懐かしいですね」
「大先輩でいらっしゃるのですね。何年度卒でいらっしゃるのですか?」
「平成の初めです。いやいや、私どもの時代は群制度というのがありましてね、南高校とくじびきで、振り分けでしたから、運で入学したようなもので…OBを語るには、不足があるかもしれません。」
「何をおっしゃいますか!先輩方の頑張りがあっての今の四高でございます。」
「先般の若い母校生の活躍は、本当に嬉しい限りです。」
「どうぞ、専用パスをお渡しします。心置きなく、楽しんでいってください。」
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『えっ(οдО;)そのシステム、あなたの母校はないんですか!』とか、そんな感想は、いりませんから!(笑)
関係者、リアクション下さい(^O^)