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この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
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異世界で××

異世界で××

作者:白月 仄
 ──いつもと変わらない当たり前の日常。
 そんなある日、会社の同僚との飲み会からの帰り道────

 ホロ酔い気分で繁華街を歩いて家路を行くボクの前に、彼等は現れた。
 一人は後ろに縋り付く友人とおぼしき少年を詞では「離せ! 俺を巻き込むな!!」と罵りながらも、その表情はこれから起こるであろう事に期待を膨らませている少年。
 一人は先の少年に「自分一人だけで異世界に行くのは淋しいから一緒に来てよ!」と縋り付いている少年。
 そして最後の一人は「まもなく、召喚陣が起動しますから大人しくしていて下さい、勇者様!」と言いながら一番前を行く少年に縋り付く少年を引き止めようとするも引き摺られてしまっている、端から見たらファンタジー漫画に出てくるキャラのコスプレをしたような少女。
 ボクはそんな彼等を見て、なんとなしに微笑ましくなり、進行方向が真逆の彼等の邪魔にならないよう延いては彼等の異世界召喚に巻き込まれないように道を譲ろうとした──まさにその瞬間────

 ──一番先頭にいた少年がやにわにボクへと急接近してきて、ボクの手を掴み、言外に「おっさんも、異世界ライフ楽しもうや♪」と、表情で伝えてきたのだった────

 ────そして────



 ────ボクは否応なしに異世界『カドゥール・ハアレツ』へと降り立ったのだった。




 ────其処で待ち受けている運命があるとも知らずに────







 ────────な~んてのは嘘ぴょんで、気ままなぶらり旅行譚♪


──始まり始まり──


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