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ダンジョンと覚醒1

さてさて今日からダンジョンに潜るんだが、正直に言うと俺は行く気が起きないが健二に

「大丈夫だ!俺が守ってやるから!」

正確にはお前のモンスターがまもってくれるんだけどな!



そんな事思いながらため息をついてると西条さんが近づいてきた


「おはよう涼夜くん!今日は待ちに待ったダンジョン攻略だね!大丈夫だよ私が守ってあげるから!」


と言われて心の中では(女子に守られる俺って、、)

と思っていたが気を取り直して西条さんに


「うん、ありがとうね西条さん。やっぱ西条さんは優しいよ」

と言ったら、顔を赤くしながら「そ、そうかな?」

と言って博人たちの方に戻っていった。


なんか周りから

「なんで西条さんは無能に優しくするだよ」

「慈悲深いから無能を哀れんでるんだよ」

「あーそれならありえるかもな」

「「ハハハハハ」」


うーんうざいなぁ無能無能ってはいそうですよ無能ですよ、と開き直りながら俺たちはダンジョンに潜るった


この時俺はどれほど後悔したか()()()()()()()()()()()()()()()()()()

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ダンジョンの中は入り組んでいてきた道がわからなくなる位広いが先頭には騎士隊長リーガンさんがいるから安心だ。


ダンジョンに潜る理由はただ一つレベルを上げるためだ、みんなは武器を使って戦うが俺は殴るしかないのだ。なんせ支援魔法士だから


先頭にいるリーガンさんが


「よし!全員武器を持って一人ずつ戦え!」


といったらみんな戦いだしていた。

博多は普段は剣だが危なくなったら双剣にして戦うらしい。

乃亜は気配隠蔽を上手く使って後ろに行き喉元にナイフを突き刺した。

雄太は大楯と剣を使ったいわゆるナイトって感じだな

西条さんは魔法でオーバーキルしまくってるな


健二は自分のモンスターであるベビーウルフとベビードラゴンを使って戦っている。別にベビーだからって弱いわけではないのだ、ぶっちゃっけ俺より強いよ

チクショー


俺が一体倒す頃にはみんな終わって休んでいた。

俺は健二の近くにいき、


「よぉ健二お疲れ様」

「ん?あぁ涼夜か、おうお前もお疲れ様」

「なぁ、モンスターって強くね?」

「あぁ、下手したら負けそうになるから手は抜いちゃダメだな」


こんな話をしてると後ろから西条さんが走ってきた


「ーお〜い涼夜くん大丈夫〜?え、どうしたのそんな血だらけで!待ってて今直すから!」


俺は気付いてなかったがゴブリンと殴り合いしたせいか血だらけだったらしい。


彼女は俺に小回復(キュア)を掛けてくれた

おお〜回復魔法は変な感じがするなだが俺の傷はみるみるうちに無くなっていた


「ありがとう西条さん」

「ううん、大丈夫だよ!健二くんは回復いる?」

「いいや俺は大丈夫だ!」

「そういえば西条さんすごかったね一撃だったじゃん!」

「あぁ、俺も見てたがあれはすごいなぁ!」

「ううん、そんな事ないよ!私なんてまだまだだよ!」


と、こんな風に会話してると

「ちょっと!私の雪取らないで!この無能!」

と言われ誰かと思えば乃亜だった。


「ちょっと乃亜!そんな事言わなくて良いじゃない!」

「いいのよ雪だって本当のことだもん!」

と乃亜が言った瞬間、


「乃亜今のは君が悪いよ!涼夜くんに謝りなさい!」

「同じく」

と博人と雄太が言った


「なによ!みんなして無能に無能って言ってなにが悪いのよ!私は絶対に謝らないからね!」


そう言って乃亜は別の所へと行った


「済まない涼夜くん!うちの乃亜があんな事言って」


と博人が謝ってきたので


「いやいいよ、本当のことだしね」

「けっ!なんだよ乃亜ってやつ感じ悪すぎだろ!」


と健二がお怒りの様子だった


「ははは、僕たちも彼女の性格には苦労しててさ」

と博人が言って雄太は頷いていた


こんな事話しているとリーガンさんが


「お前らぁ!休憩は終わりだ!さっさと奥に進むぞ!」


と言われて俺らは移動しながら少し喋っていた


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

列の最後尾の方で誰が話している


???「なぁ涼夜うざくね?」

???「うざい、消えていいのに」

???「私もそう思うわ」

???「聞いたんだけどよ、ダンジョンは無法地帯らしいぜ」

???「ならピンチになったらあいつ殺そうぜ、モンスターがやった風に見せかけて」

???「「賛成」」


そんな話をしている事を俺は知らない

まだまだ頑張ってかいていきますよー!

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