魔法試験5
スランプすぎてやばいです
「はぁ、やっちまった」
俺は先ほどの自分の行為に後悔していた。 試験が終わりイライラが治ったので先に宿に戻ってきたのはいいんだけれど。
(まじで何してんの! オレェェェ! 何であんな恥ずかしいこと言えたの? もう学校受かっても行きたくないよう)
リヤはいつもの違う自分を出してしまい恥ずかしがっているとドアがガチャっと開きアーサーがため息しながら入ってきた。 何やらあっちでも何かあったようだ。
「どうした? 何があったんだ?」
「いやのう、貴族に下僕になれって言われて殴ってしまったのじゃ」
いや俺と同じシチュエーションじゃねぇか! つか俺はまだ殴ってないからアーサーよりはマシか。 殴られた奴よ、御愁傷様。 ・・・・・・相手が悪いけど言う相手間違えてるぞ。
「そうか、俺も災難だった。 アーサーと同じことあったし、テストできなかったし」
「それに関しては余もじゃ。 まったく知らない魔法学だったのじゃ」
「「・・・・・・はぁ」」
俺たちはその夜二人で試験は落ちたと確信して飲んだ。 ん?未成年だろうって? こっちでは15から飲めるんだよ! チキショウ!
次の日俺たちは朝食堂に降りるとマスターから魔法学院からの手紙を貰った。 そこにはこう書かれていた。
”リヤさん、アーサーさん、この手紙を見たらすぐに学院に見せて先生にこれを見せてください。 お待ちしております。
理事長”
この手紙には流石に驚き俺たちは学院に走り出した。 その時こんな事をアーサーから聞かれた。
「そういえば主よ。 昨日力を使ったな? 闘気を感じたぞ。 2度も」
「いや〜それには深い訳があってですね・・・・・・すみませんでした!」
俺は走るのをやめてその場で土下座した。 するとアーサーはため息を吐きながら
「はぁ〜。 まぁ今回は許そう。 だが次からは余の許可を求めるんだぞ」
「はい。 申し訳ありませんでした・・・ッヒ!」
許すって言ってるけれど顔が怖いよ! よく見たら背後に般若が見えてるから! 絶対まだ怒ってるじゃん!
「それにしてもなんで呼び出されたんだろうな? あんまり記憶に・・・あ」
「なんでじゃろうなぁ? 別に悪いことはしてな・・・あ」
「「絶対にあれだ(じゃ)!」」
思えば俺たちは貴族に喧嘩売ったんだった。 多分それだよな、うん絶対それだ。 あのドレッシング君親にチクったな! 何言われるんだろう俺たち。
俺たちは魔術学校に着き正門で手紙を見せると会議室に連れて行かれた。 ドアをノックして入るとそこには5人の如何にも魔法使いのフードを着けている人たちがいた。 その内の一人が「座りたまえ」と言ったので俺たちは座った。 するとこんな質問をしてきた。
「さて、よく来てくれた。 リヤ君にアーサー君。 なんで此処に呼ばれたかは分かるかね?」
「いや、わからないです」
「そうか。 では教えよう。 おめでとう、君達は合格だ。 この学校の生徒・・・いや教師として入ってくれ!」
「「・・・・・・は?」」
いやいやおかしいだろう。 なんで生徒になりに来たのに教師なの!? どうしてそうなったんだ!
「あの〜理由を聞いてもいいですか?」
「ああ、いいとも。 まず君たちを教師にしたいのには3つ理由がある。 一つ 君達は我々よりも魔術に詳しい。 二つ 君たちの力は我々よりも強いので教えることがない。 そして三つ目は「私が答えよう」」
話を横切ってきた魔術師は俺には見覚えがあった。 赤い髪にモデルをやっていそうな体型。 それは俺が試験会場に向かっている時に戦った彼女だった。
「やっほ〜リヤ君。 それに久しぶりだねアーサー」
最期まで読んでくれてありがとうございます!




