閑話 雪と健二/アリス
次から三章へ突入です! ステータス公開は少し後にします!
side 雪と健二
今私たちはスラタという小さな街にいる。 理由はちょうど一週間前この街に魔王八大幹部が現れたけど討伐されたって言う報告を受けて国王様達はその討伐した人を王国に呼ぼうとしたんだけど、断られたみたいで強行手段で連れてくために安全に行くために私たちも付いていく事になったの。
「その〜魔王八大幹部?だっけ? そんな奴を倒すやつがいたらそりゃあ国に取り込みたいわな」
「ええ、それもあるけど私たちの目的は別でしょ?」
「ああ、そうだったな」
そう私達はその幹部を倒した方をある人なんじゃないかって思ってるの。 その人はもうすぐで二ヶ月前に私達と一緒に召喚された勇者の一人で支援魔法士だったわ。 しかも彼は初めてダンジョンに潜った時に行方不明になってしまったわ。 けれど私達は彼が生きてるんじゃないかって思ってるわ。 だから私は健二君とパーティを組んで一緒に探してるわ。
けれどそれは建前。 確かにそれが一番の理由だわ。 けれどもう一つあるのよ。 私は彼が魔法を打たれる瞬間を見ているから彼は誰かの作戦で殺されかけたんじゃないかって思ってるの。 だからこういう時は積極的に参加して相手がボロを出すのを待っているのよ。
「それにしても暇だな〜。 本当にもう倒した奴は出て行ったんじゃないかな?」
「いいえ。 それは分からないわ。 一応この馬車広場でその人が来るか確認しないと」
その人の異名は赤雷の悪魔。 由来は本当は黒の髪が戦いになると赤に変わり悪魔のごとく敵を狩るから。 もう一つの方は色々な武器を魔法のように使えるかららしいわ。 特徴は黒の髪、黒い目、そして背が小さい事。
「まるで涼夜くんね」
「もしかして本人だったりしてな」
その考えは捨てきれないわね。 ここまで一緒だと本人だと思いたいわ。 そんなことを考えてると一つの馬車が通り過ぎた。 その中の冒険者を見るとに覚えのある顔をしていた。 黒髪黒目、あのだるそうな顔、間違いない! 彼だ! 私はとっさに
「まって! 涼夜君!」
と叫んだ。 彼は一瞬誰か呼んだ? みたいな顔をしたが直ぐに元の顔に戻った。 私が叫んだ声を聞いて健二君がこっちに来た。
「おい! 西条さん! どうしたんだよ、いきなり涼夜って叫んでよう?」
私は泣きそうになりながらも
「・・・・つけたのよ」
「・・・え?」
「見つけたのよ! 涼夜君を! さっきの馬車に乗っていたのよ!」
「ッ! それは本当なのか!?」
「ええ。 確かにいたわ! よかったぁ、死んでなくて」
私はそう言い終わると泣いてしまった。
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sideアリス
私の名前はアリス。 魔王の娘よ。 私は昔から争いごとが好きじゃなくいくらお父様に戦えと言われても拒んできたわ。 けれどそんな私に愛想が尽きたお父様は200年前魔王八大幹部の一人であるアーシュによって操られてしまったの。
そして200年間色々な事をしたわ。 人殺し、虐待そして拷問。 この行為によって私の心はズタズタになったわ。 けれどそれもついに終わった。 マーリンという方が私をこの永遠に続くかと思うような地獄から救い出してくれた。
(ああ、これでやっと楽になれる)
そう思った。 けれど彼は私を殺さずにアーシュの魂だけを消滅させて何処かへ行ってしまった。 こんな私にまだ生きろって言うの!? 私は悔しかった。 確かに彼はは私を救ってくれた。 ならせめて殺して欲しかった!
そうだわ。 この手はもう血で染まってるわ。 なら家族も殺せるわ。 この助かった命で平和に生きる資格なんて私にはないわ。 ならせめて最後くらい人を助けれる事をしたい!
そう思い私は復讐の炎を燃やしながら愛しい我が家へ向かった。
最後まで読んでくれてありがとうございます!




