番外編その後の健二と雪
これにて1章完結です次は冒険者編を書こうと思っています!
俺は後悔していた。なんであの日涼夜をダンジョンへ連れ出してしまったのかを。
「ちくしょう」
俺はそう泣きながら言った。目の前で涼夜が転んでしまったのに俺は助けれずに置いてきてしまったんだ。
「あの時助けてれば涼夜は死ななくて済んだんだ。済まない涼夜。」
あれからもう1ヶ月経つのに俺は未だに立ち直れない。夢を見ると涼夜が助けて欲しい顔で俺を見ていたんだ。だが俺は自分の命を優先しちまった。
それでも幼馴染か!それでも親友か!俺はそう毎日嘆いていた。
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私は後悔したわ。自分の大切な、いえ好きな人を見殺しにしてしまったわ。あの時涼夜君は絶対に生き延びれたのに、私は見ていたわ誰かが彼に魔法を打つところを。
「絶対見つけて殺してやるわ」
雪はこの情報を誰にも言っていなかった。誰がやったか分からない今誰にも伝えられないと思っていたからだ。
だが今日雪は決心してある人にこの事を言う事を決心した。彼は涼夜君の幼馴染で絶対にそんな事をしない人だから。
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コンコンとドアを叩く音が聞こえた
「どうぞ」
と、健二は答えた。
「失礼するね、健二君」
入って来たのは西条さんだった。
「どうしたんだ?こんな夜に?」
「実は話したい事があるの」
雪は健二にあの日の事を全て教えた。自分が涼夜君の前を走っていて誰かが彼に向かって魔法を打った事を。
「な、なんだと!?じゃあ俺らのクラスの中に涼夜を殺した奴がいるのか!」
「いえ、まだ分からないけどほとんど確実ね。少なくとも2人か3人は。」
健二は怒っていた。自分が殺してしまったと思った親友が殺されてたなんて。今にでも探して殺したいほどに。
「何処のどいつだ!そいつは!」
健二は怒りながらそう言った。
「まだ分からないわ。けどちょうど良く明日からはみんなで別行動でしょ?」
「ああ」
「健二くん、私とペアを組んでくれない?」
「なんでだ?」
健二には分からなかったなんで西条さんと俺はペアを組まないといけないのか。
「簡単よ。2人の方が行動しやすいでしょ?」
「それは分かるがなんで西条さんは涼夜の事をそんなに真剣に考えてくれてるんだ?」
「当たり前よ、だって私、涼夜君の事好きだもん!」
健二は一時的に頭が真っ白になったがニヤニヤしながら
「へぇ〜ニヤニヤ」
「だから幼馴染で親友の貴方と涼夜君が好きな私で誰によって殺されたか探しましょ!」
「なるほどな、分かった!よろしく頼むぜ!」
こうして涼夜が知らない間に涼夜を殺した犯人探しが始まっていた。この2人が涼夜と再会するのはもう少し後の話だ。
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「あれからもう1ヶ月経ったのね」
「ああ、あの時の涼夜の顔最高だったな」
「ああ、絶景だったぜ!」
「けどいい?絶対にボロは出しちゃダメよバレたら大変だから。」
「あったりめぇよ!誰に言ってると思ったんだ!」
「いや貴方が一番ボロを出しそうなのよ!」
犯人達は今でも集まって話をしていたのだった。
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