初雪(200文字小説)
今朝、東京でも初雪が観測された。
南の方で育った僕にとって、雪は気持ちを高ぶらせる。
窓に映る雪の影に誘われるように僕は外へ出た。
まだ薄暗い空を眺めながら、寒さも忘れて全身で雪の粒を浴びた。
部屋に戻ると、娘が呆れた顔をしていた。
「子供みたい」
そう言って自分の部屋に戻って行った。
テーブルにはポタージュスープとメモが置かれていた。
『インスタントだけど、温まるよ』
一口すする。
世界一のインスタントだと思った。
今朝、東京でも初雪が観測された。
南の方で育った僕にとって、雪は気持ちを高ぶらせる。
窓に映る雪の影に誘われるように僕は外へ出た。
まだ薄暗い空を眺めながら、寒さも忘れて全身で雪の粒を浴びた。
部屋に戻ると、娘が呆れた顔をしていた。
「子供みたい」
そう言って自分の部屋に戻って行った。
テーブルにはポタージュスープとメモが置かれていた。
『インスタントだけど、温まるよ』
一口すする。
世界一のインスタントだと思った。
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