第5話 ~変化~
言音「じゃあいってくる!」
雷良「…まだ3日しかたってねーのに」
言音「あら!まだいてほしいの?」
雷良「ち…ちげーよ!!」
顔を真っ赤にしながら雷良はそう言うが
雷良は母に正直感謝しているのだ
雷良「久々に普通の飯食えたし…」
言音「ん?」
雷良「なんもねえよ!」
言音「じゃあ!」
そういい言音は
タクシーにのり空港へ行ける駅へと向かった
雷良「…はぁ…」
ため息をしていつもどうり
自分の部屋へともどった
10分後
言音 「Hello」
「Did you arrive?(着いたか?)」
言音 「Yes」
「Put it(そこに置いてくれ)」
言音 「I understood it」
「Come back to the airport within three hours(三時間以内に空港へ戻れ)」
言音 「…I understood it」
三時間後
雷良「……」
カタカタカタ
パシン!
カチカチ
雷良「………よし」
雷良は母が家から出てから
インターネットゲームをしている
ピンポーン
雷良「…だれだ?」
階段を降りて
玄関を開けた
太郎「雷良!!」
雷良「太郎かぁ…」
太郎「なんか残念そうだね…でね!」
雷良「どうしたよ?」
太郎「駅前の本屋で新しい小説が出たんだ!買いにいこう!」
雷良「あのなあ_」
太郎「ロリッ子パラダイスの新しいのも!」
雷良「よしいこう」
太郎「そうこなくっちゃ!」
駅までとおいいのでタクシーで駅へ向かった
8月24日 2時28分 駅前後浜書店
雷良「ムフムフ…」
太郎「ら…雷良…ムフムフって変態じゃないか…」
雷良「ムフムフでわない!ふむふむ!といっているのだ!」
太郎「はぁ…」
太郎「……そうえばさ」
雷良「………ん?」
太郎「さっきから外騒がしくない?」
雷良「………言われてみれば」
さっきからサイレンの音がきこえる
太郎「外見てみようよ!」
雷良「いいよーそれよりこの本面白そ_」
「あ!」
雷良「あ!」
二人「ごめんなさい!」
よくラブコメである同じ物を取ろうとして
てがぶつかってしまうやつだ
雷良「……あ」
「…あ」
太郎「あ!君はたしか!」
雷良「内山みずき…さん」
みずき「山田君に石崎君じゃない!久しぶり!」
太郎「久しぶりだね!」
雷良「ひ…久しぶりだな…」
太郎「あれ?雷良?顔が真っ赤だけど」
みずき「ほんとだ!大丈夫?」
雷良「だ…大丈夫だよ!!俺これ買ってくる!」
内山みずき
雷良の中学時代のクラスメイトだ
彼女は頭もよく
顔はとてもかわいい
そして
雷良「(俺の好きな人だとぉ!?)」
…というわけだ
雷良は中学校を卒業した今でも
彼女に想いをよせている
どん!!
雷良「っこれください!!」
本をおもいっきしたたきつける
…が
雷良「あれ…店員さんいない…」
太郎「雷良!どうやらみんなそとのさわぎをみにいったんじゃないかな?」
みずき「お店には私達しかいないみたい」
雷良「見に行くか?」
太郎「うん!」
8月24日 3時2分駅前
太郎「人がいっぱいだ」
雷良「マジだ…」
みずき「なにがあったんだろ…」
雷良「そうだよな…って!!」
みずき「?」
みずきと雷良の顔の距離はめちゃくちゃ近い
みずき「どうしたの?」
雷良「な…ななんもない!」
雷良は少しはねてみせると
雷良「ん?」
どうやら人がころされたのか
あたりに血痕がある
雷良「なんだかやばそうだ」
不良達「でさぁ!!」
ばん!
みずき「きゃあ!」
不良A「ああん?なんだてめえ?…お?可愛い」
不良B「可愛いじゃん!」
不良C「なにぶつかっちゃってんの?」
不良A「君…可愛いから近くのホテル一緒にきてくれたらゆるしてやるよ
不良C「いこうぜ!」
不良B「行かねえと…」
みずき「いやです!」
不良達「あぁん?」
不良C「じゃあむりやり…」
太郎「やめ_」
雷良「おいてめえら…」
不良達「なんだこいつ」「前髪なが!」
雷良「この子に触ったら…殺す!」
太郎・みずき「雷良…」「石崎君…」
不良A「ヒャッヒャッヒャ!殺れるもんなら殺ってみ_」
シュードゴン!!
一人の不良にアッパーをお見舞いしてやった雷良
不良B・不良C「てめぇ!」「このやろう!」
ブクッ!
ダン!
不良達「お…おぼえてろ!!」
みずき「雷良君!!」
ギュ
みずき「ありがと!」
雷良「あ…あぁ…あ、あ」
みずきにはぐされた雷良
目がいってしまっている
太郎「雷良って……こんなつよかったっけ…」
こうして
不良をたおした雷良だった
そのころアメリカでは…
老人「どうやらうまくいったなこれからどのようにひろがってくれるか…ふっふっふ…




