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第6話 買い物に行こう4

「これで一通り揃ったかな?」


昼食を済ませてからも買い物をして最低限の日用品の購入を済ませた。

流石に2人の下着を買うのにお店に入ったときは、周りの視線が痛かった。

そんな視線を全く気にしてない2人は、あれこれと浩一に気になった下着が自分に似合うかどうかを見せに来ると周りからの視線は更に強くなっていったのは言うまでもない。


「あとは、今日の晩飯の買い出しだな。昼はユイがオムライスでサンドラがハンバーグ、俺がカツカレーだったから、何にしようかなー」

「あたしは、お肉が食べたいかな?」

「私も肉でいいぞ」

「肉かー。まぁ、とりあえずスーパー行って決めるか。じゃあここでの買い物は終わりにして次の場所に行こうか」


そう言って3人で車へ向かっている途中、ユイは移動販売のクレープ屋を見つけると店の前で足を止めた。


「コーイチくん、これ何?甘い匂いする」

「これは、クレープって言うんだ。食べてみるか?」

「いいの?」

「流石に晩飯も近いからサンドラと分けて食べるならいいぞ」

「なら、食べてみたい!」


浩一は、イチゴとクリームのクレープを頼み、出来たクレープを受け取るとユイに渡した。


「ほい、ユイ。これがクレープだよ」

「ありがとう!いただきます!」


ユイが一口食べると一瞬驚いた後、嬉しそうな顔を見せる。


「サンドラ!これすっごい美味しい!食べてみて!」


そう言ってユイは、サンドラにクレープを渡すとサンドラも一口食べた。


「これは、イチゴの甘酸っぱさと白いふわふわが合うな」

「だよね!だよね!」


ユイは興奮しながら、サンドラは冷静に味を分析しつつ2人で分けて食べていたクレープはあっという間になくなった。


「食べるの早かったな。そんなにうまかったか?」

「うん。美味しかった!」

「うまかったぞ。また食べたいな」

「そうか、また機会があれば買ってやるよ」

「約束だよ!絶対買ってね!」


ユイはクレープが相当気に入ったのか、食いぎみに行って来た。

そんなユイの態度を見た浩一は、少し笑いながら買った物が入った袋を持ち直し2人を連れて車へ向かった。


車に着いた浩一は、リアハッチを開けて買った物を入れ、2人を車に乗せる。

今度は、ユイが後ろでサンドラが助手席だ。


「それじゃ、次は晩飯の買い出しに行くぞ」

「「おー!」」


浩一は、スーパーへ向けて車を走らせた。

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