【趣味の花その2】魚島の映画遍歴(2)
さて、前回は【創作の種】として、キャラクターについてお話しましたが、今回は私的な話。もちろん、映画を見るということも小説を書くうえで役に立ちます。
というわけで、前回と同じく、魚島の映画遍歴を語っていきますよ。
中学生のときだと思いますが、「ナルニア国物語第一章/ライオンと魔女」(2006年)を見ました。兄弟姉妹のヒロイック・ファンタジーとして有名な作品ですが、原作は児童向けの小説、しかもかなりキリスト教的価値観が強い小説ですが、そういった要素を排し、純粋はヒロイック・ファンタジーとして完成された作品でした。何より音楽がすばらしい。ハリーグレッグソンウィリアムズ氏ですね。MGSの音楽を手がけていることでも(局地的に)有名です。
続いて、「パイレーツ・オブ・カリビアン/デットマンズチェスト」(同年)を映画館で見ました。デイビー・ジョーンズ(吹き替えは大塚芳忠氏)をみて、確かに怖かったのですが、蛸足髭だし、たこ焼き何人分かなとか、クラーケンについても、このサイズのイカならお好み焼きをいくつ作れるかな、とかそういうことばかり考えていたような気がします。
さらに、「レジェンド・オブ・ゾロ」(同年)を見ましたね。ゾロ、好きです。怪傑ゾロとして有名なやつですね。原案はアメコミだとか。私は「マスク・オブ・ゾロ」(1998年)のほうが好きでした。どちらも、アントニオ・バンデラス氏が演じたやつです。更に続けて、「007カジノ・ロワイヤル」(2006年)を見ました。最初のボンドということで、007シリーズとして重要な位置づけになったと思います。さらに、「薬指の標本」(同年)を見ました。フランス映画ということもあり、耽美で、退廃的な雰囲気を上手く演出していたように思います。ミステリーかと思ったら(直接的なシーンはないにせよ)淫靡な映画でした。いまいち当時の私には理解しづらい話でした。
続いて、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」(2007年)を見ました。シリウスは残念でしたね。あとは生身のヴォルデモートのインパクトでしょうかね。「ナイト・ミュージアム」(同年)も見ました。コミカルながら家族愛に溢れた作品だったと思います。「パイレーツ・オブ・カリビアン」(同年)がこの年の映画では一番気に入っています。音楽もすばらしい。「Merry me?」は作中屈指の名シーン。
この年は「トランスフォーマー」(同年)の上映年でしたが、実は、私は見ていません。そして、どこかの活動報告でも述べましたが、レオナルド・ディカプリオ主演、「ブラッド・ダイアモンド」(同年)。社会派の映画として、南アフリカやシエラレオネで不法に取引されるダイアモンド──『ブラッド・ダイアモンド』を取り扱った作品。アクション要素も大きい映画でしたが、不法労働に苦しむ人々や、様々な不法行為を扱った映画だったこれは、強く印象に残っています。最後のディカプリオのシーン。フェードアウトしていくカメラが彼の死を上手く表現していたと思います。最後の30分がとても面白かった。
「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」(同年)。ニコラス・ケイジ主演。冒険、トレジャーハント、謎解き、ミステリーと私の好きな要素がたくさん入っていたうえに、こういう物語は大好きです。
「ダークナイト」(2008年)。ジョーカーの怪演とクリスチャン・ベールのシリアスな演技が光ります。クリスチャン・ベールといえば、「リベリオン」(2002年)。局地的な人気を誇るこの映画は、低予算が故に苦肉の策で生み出した「ガン=カタ」が大受けしたことでしょう。日本的要素がかなり組み込まれた映画でもありました。歌舞伎を参考にしたシーンもあったとか。ガン=カタ。くそかっこいいです。拙作LoLの主人公、スヴェンの攻撃方法の一つである【シューター】という魔法。その動きは「リベリオン」の「ガン=カタ」を参考にしています。
「アイアンマン」(2008年)。ハイテクSFは好きです。これもある意味、なろう的なんですよ? 天才の主人公だけが使えるチートなパワードスーツですからね。最強……とは言いづらいでしょうけども。
あとは「ジャンパー」(同年)。瞬間移動をする能力を持った青年が活躍する映画でした。特筆して覚えていることがない、というのが感想です。ただ、主人公が超能力を手に入れてものすごく苦悩していたことが記憶に残っています。
「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(同年)個人的にはすごく好きな映画でした。原作はイギリスの小説で、児童文学的なファンタジーです。続編が宗教的理由で作られなかったのは非常に残念です。続いて、「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」(同年)を見ました。完成度としては少し、というところがありましたが、壮大なCG、お約束のギャグなどは残ったまま、面白い作品でした。「レッドクリフpart1」中国らしい人海戦術、といったイメージでしたが、すばらしいアクションでした。
あ、全てが劇場で見たわけではないですよ、念のため。
「G.I.ジョー」(2009年)は、アクションとしては普通に面白かったです。SFチックな装備も私は好きですね。「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(同年)は、これまでと違って、暗鬱な雰囲気でした。続く2010年の「ハリー・ポッターと死の秘宝part1」も同様、全体的に暗く苦しい雰囲気が漂った映画だったように思います。実は2010年は映画をほとんど見ておりません。理由は覚えていませんが、唯一見た映画の中で覚えているのは「ハリー・ポッターと死の秘宝part1」。多分雑多な映画をテレビなどでもっと見ているでしょうが、どうしても思い出せません。ということで今日はこの辺で。
次回は、設定と物語の傾向について書いていきたいと思います。
それでは、さようなら。
ここまでお読みいただきありがとうございました。今日は少しだけ時間と余裕がありましたが、次からはそうはいかなくなってくると思います。