【創作の種その1】書いてもいいんですよ?
このエッセイは、乱筆なエッセイですが、「読み専だったけど、書いてみようかな」って不安と希望と緊張にない交ぜになっている(かもしれない)方々や、(趣味程度だけど小説書いているよ)という層に書いていきたいなと思っている部分と、ただ単純に好きなものを語っていく部分とに分かれます。あしからずご了承ください。
ではまず最初に、書いてみようかなという方々に向けて一筆。
なにが書きたいですか? 剣と魔法のハイファンタジーでしょうか。それとも、日常の中に潜む妖精と暮らすローファンタジーでしょうか。まだまだありますね。王子や姫と恋愛する異世界恋愛でしょうか。それとも、クラスメイトと愛を語り合う現実恋愛でしょうか……etc。
不安がらず書いてみましょう。最初は誰しもそこから始めたのですから。(もちろん、盗作はダメですよ!)
短編だったら、とりあえず一作書いてみましょう。
連載を書きたいのならば、自分が、「一番書きたい!」と思っているシーンを書いてみましょう。設定を細かく作るのは後まわし。
書いてみると、達成感が生まれます。「俺/私は小説を書いてやったぞ!」という達成感です。
何かを表現するということは、それだけで文化活動となりえます。(もちろん、それで誰かをひどく傷つけるものならばそれはやめておいたほうがよいでしょう)初めて小説を書いた方は、その一端に触れたのです。どうでしょうか。何か自分がすばらしいことをしている気になってきませんか?
そのすばらしさを味わうのが、執筆というものだと私は思います。
さて、「でも、テンプレとか色々読んだし……俺/私が書こうと思っているものは良くないかも」と思っている方。あなたが書こうと思った作品を書いていいと思います。好き嫌いは誰しもあるものだと思いますし、万人に好かれる小説があるとは思いません。でも、その意見だけで、自分が書きたいものを捻じ曲げ、結局書くことをやめるのはあまりにももったいない。書きたいものを自由に書いてよいと思います。言論の自由と表現の自由は保障されています。(ただし、くりかえしになりますが、規約違反や法律に抵触することのないようにしましょう)剣と魔法を駆使してハーレムでも、悪役令嬢になってもいいと思います。もちろん、いわゆるテンプレじゃなくてもいいんです。異世界に転生しなくてもいいです。地道に頑張ってドラゴンを倒してもいいでしょうし、普通の貴族令嬢が恋に落ちてももちろん結構。とりあえず、一文からでいいから書いてみましょう。そうするとまた違った景色が見えてくると思います。
次回は「じゃあどう書きゃいいんだよ!」という方。非常に単純なところから簡単に解説していこうと思います。
それでは、さようなら。
飽くまで個人の意見ですから、そこのところをお間違えなく。お読みいただきありがとうございました。