設定
世界紹介
・グラズヘイム王国
天空・光・風・焔・海・闇の都市の総称。名の意味も、この世界の成り立ちも仮面の男のみ知る。
・ビルスキールニル
通称・天空の王国。王も許可なく立ち入る事の出来ない閉鎖都市。人は住んでいるが滅多に外界に出ない為どのような場所であるかは不明だが、この都市の玉座に就いた者はこの世界の全てを手に入れる事が出来ると言われている。〈第1王権〉
・フラーナング
通称・光の王国。周りを白銀に輝く海に囲まれ、1年中季節は麗らかな春の様に暖かい光に溢れた都市。軍事力は余りないものの、王の守護により外界からの攻撃は一切受けないグラズヘイムの中で1番平和な国と言われている。〈第6王権〉
・ヴィンドヘイム
通称・風の王国。周りを切り立った山々に囲まれた窪地。風が止まない日はなく、外界とは遮断された都市である。その為、守護も軍事力も必要としないので王も国民も些か判断力に欠けるところが目立つ。〈第5王権〉
・ブレイザブリク
通称・焔の王国。常夏の様な陽気のこの国は地面に石を敷き詰め、多くの木を植え涼をとっている。天空を除いた5つの都市の中で最も活気があり、王と民の間に壁は無いと言われている。また国が潤っている事で外界からの攻撃が多い為、街には多くの騎士が常に門を見張っている。〈第4王権〉
・ニザヴェリル
通称・闇の王国。陽の光も届かない闇が支配する都市。軍事力に優れ、海の王と並ぶ魔力の持ち主が支配するこの都市は、全ての事柄が“自由”とされた最も危険な地。〈第3王権〉
・フェンサリル
海の王国。海の中にある海中都市。軍事力・守護力に優れ、全ての“罪”を最も残酷に取り締まる都市。民が王を尊敬し、敬うこの土地はあらゆる魔法に特化しており全ての都市から一目置かれている。また、天空の玉座に一番近いとされる魔力を持つ者が王となっている。〈第2王権〉
人物紹介
-フェンサリル-
・月・アストレア・ヴォル=レギンレイヴ・フェンサリル
“第2王権者”。唯一の女王であり、現5王の中で最も魔力の高い者。誰よりも人間の罪に厳しく、自分の国で罪を犯した者を許さない為、それを行ったものは王自ら残酷な罰を与える冷酷さと、慈愛に満ちた眼差しを併せ持つ人物。現5王の中でも“光の王”と仲が好く、度々遊びに行く程。その一方で “闇の王”の行動に目を光らせている。
容姿は、まるで深海を写し取ったかのような蒼く輝く黒い髪を腰まで伸ばし、アウィナイトに輝く瞳を持ち、浜辺から見た海の様なグラデーションのドレスにオダニを被り、金の装飾を施した様相。また爪は黒く塗り、普段は蒼の軍服を身に付けている。この軍服も規定があり、王である彼女は膝下までの長い上着に膝上までの黒いブーツを履いている。
尚、左上腕に王の印である海の刻印と王冠を刺し、身長は170㎝程。
・ルカ・エストレリャ=ポラル
“第1聖騎士”。聖騎士を名乗る者の中で最強の剣士であり、魔力も一流。政治にも長けた策略家でもある。王である月の事を尊敬し敬愛しているが、彼女の仕事を放棄する癖だけは直して欲しいと常々思いつつ、同僚である楓のもふもふ好きはどうにかならないかと日々悩まされている苦労人。また、基本的に他人と関わる事をしない性格だが一度懐に入れた者は守り通すと、情に厚いところも垣間見える。
容姿は、鴉の濡れ羽の様な黒い髪でミディアムショートをハーフアップにし、鋭い眼光で全てを見透かすようなアイオライトの瞳を持つ。服装は常に軍服で、蒼く膝丈の上着に膝上までの黒いブーツを履き、王同様左上腕に聖騎士の印である海の刻印と騎馬を刺している。身長は182㎝程。
・楓 ・リト・ヴィト=ラーズスヴィズ
“第2聖騎士”。聖騎士を名乗る者の中でルカに続く剣士であり、実力は同等。魔法の他にも幻獣遣いや諜報の能力に長ける為、殆ど城には居らず“王”からの命令で動いている。騎士学校時代重度のサボり癖があったが故、騎士の中でも落ち零れと呼ばれていたが『月』に会い目標を見つけ主席を争うまでとなった。また、もふもふとしたものが大好きである為執務中は常に猫を傍に置いたり軍服を改造して毛皮をつけたり、私服にまで―といった季節を問わない姿になっている。偶にその件でルカと揉める事もあるが大体相手が折れる。秘められた能力が多く、本人しか知らない事の方が多い。
容姿は、襟足を長めにカットしたアメシスト色の髪をしており、戦闘時以外はハニーブラウンの瞳をボーっとさせている。ルカと同様の軍服に真っ白い毛皮を肩から掛け、左上腕に騎士の刺青が入り、身長は180㎝程。
・雫
“準聖騎士”。聖騎士に次ぐ準聖騎士達の中で最も優れた者。楓がまだ落ち零れだった頃は、彼女が末端の聖騎士に名を連ねるべきだと言われていた。
聖騎士と同様軍服を着用してはいるが、上着は膝上丈となりブーツもニーハイからロング丈と短くなり、身長は173㎝程。
容姿は、ショートカットの燃えるような赤髪。ドラゴンのようなエメラルド色の瞳を持つ。左上腕に騎士の刺青が入っている。
・湊
“前第2王権者・海の王”。前最強の王。物腰が柔らかく、魔力も高かく他の王より外見が若かった為老若男女の評判が高かった。政治能力にも長けており、歴代の王の中で最も国を安定させた賢王でもある。現在は宮廷魔導師として月の良い相談役となっているが―。
容姿は白金色の絹の様な髪にホープダイアの様な深く蒼い瞳を持ち、首筋に王の印である海の刻印と王冠・星の刺青が入っている。身長は180㎝程。
・渚
“前3代目第1聖騎士”。前王、湊に仕えた騎士。現王達が学生だったころ、試験のレフェリーを勤めた。月達がフェンサリルを治めるようになってから20年後、寿命により亡くなっている。
-ニザヴェリル-
・櫁 ・ユミル・ヴェイグ=ナール・ニザヴェリル
“第3王権者”。現5王の中で月と並ぶ程の魔力を持つ。人間が本当の『自由』を得た時に見せる狂気こそ美しいと信じている為、この都市では一切の法が存在しない。例え目の前に血塗れの人間が居ようと表情を崩さずにいるので5王の中で最もよめない人物であるが、何より恐ろしいのは何も感じさせる事のない瞳のまま、自分に対して悪意のある者は何者であっても頭を吹き飛ばす残忍さにある。
容姿は、白銀に輝くミディアムショートの髪で、左目を長い前髪で隠している。瞳は満点の星空を溶かした様な銀色。軍服も私服も純白である為、|彼(本性)を知らない人間は彼こそ“光の王”だと思い込んでいる。4人居る男の王の中で最も美しい容姿をしているが、隠された左目を見た者は居ない。
尚、軍服は袖のない白く踝まである長い上着に中は立て襟の白い袖なしのYシャツ。白いアームカバーを嵌め、白いショートブーツを履いている。尚、左脇腹に王の印である闇の刻印と王冠を刺している。身長は182㎝程。
・聖
“第1聖騎士”。騎士学校時代はルカには及ばないものの、次席をキープしていた事もある。しかし、ある時突如格下で散々嫌がらせをしていた楓に試合で一瞬で敗れ、“王”が決定する聖騎士選抜時に希望であった月の元へ行けなかった事を根に持ち、いつか彼に復讐出来る時を待ち望んでいる。そんな闇を闇の王に見出されニザヴェリルの第1聖騎士となった。
軍服は黒く、服と同じ位闇色に染まった短髪をオールバックにし、夕焼け色の瞳にメガネを掛け、左脇腹に闇の刻印と騎馬を刺している。身長は178㎝程。
・槐
“第2聖騎士”。騎士学校時代は10人中7位。王様に仕える事が出来るなら誰でもいいと考えていた彼は、他のクラスメイトと交友関係を持たなかったものの、“闇の王”櫁と深く繋がっていた。
理想の男性像は聖騎士の中で当時1位だったルカ。彼に話しかけられると一日がとても爽やかに過ごせたという。
口調はオネエで憧れを抱くのは同姓が多いが、恋愛対象であるのかは不明。
軍服は黒く、常に同色の手袋をしている。容姿はピンク色のストレートヘアを腰まで伸ばし、ハーフアップにした後お団子にしている。菫色の瞳を持ち、左脇腹に闇の刻印と騎馬を刺している。身長は186㎝程。
・霖
“騎士”櫁がまだ闇の王だった頃の階級。彼が天空の玉座を収める事になってからは準聖騎士としてビルスキールニルへ上る。
闇の王としても、異性としても櫁に憧れを持ち、振り向いてもらえるならば何でもこなす執着ぶり。ただ、興味の無い者には恐ろしいほど冷酷になれる一面を持つ。
軍服は黒く、胸を覆う紫色の布にアシンメトリーのスカート。容姿は紫色のボブガットにネオンピンクサファイアの瞳。左脇腹に闇の刻印と騎馬を刺し、身長は165cm程。
・鶫
詳細不明。闇の王のみ、その存在を知る女性。
・朧
“前第5王権者・闇の王”。前王の中では最弱であったが、幻獣の召喚術だけには長けていた。しかし、現世代に王位を譲る継承式の前日、ある幻獣を召喚した痕跡を残したまま消息不明になったままである。
-フラーナング-
・周
“第6王権者”。武力に関しては最弱の王だが、守護の魔力は現5王最強。自らの都市を守護の力だけで守り抜き、それは外界からのどんな攻撃をも打ち消すとされている。人柄もよく民に賢王と呼ばれ慕われているものの、普段は“王”と思わせない程おっとりで朗らかな笑顔を絶やさない。偶に海の王が遊びに来ると正装もせずに出迎え、お食事会となってしまう事も多々あるが、政の話になると表情は一変し賢王に相応しい面持ちとなる。
容姿は、黄金に光り輝く陽の温かみを連想させるような短い髪をサイドだけ胸の位置まで伸ばし、瞳は若葉の様な美しい緑色に優しい眼差しを浮かべ、常に着物を着ている。
尚、軍服はなく、左胸に王の印である光の刻印と王冠を刺している。身長は180㎝程。
・柾
“第1聖騎士”。騎士学校時代は10人中最下位という位置に居たが、性格は朗らかで人に好かれやすかった。彼自身最弱と言われていたものの、正式な“王”となる前から賢王と呼ばれていた周に仕える事を希望して居た為、武力より政治能力を上げて行った者でもある。身長は179㎝程。
・楪
“第2聖騎士”。学生時代は柾より上の4位。周に仕える事を望んだが、フラーナングに必要なのは武力よりも政治に長けた者と思い自ら第2聖騎士を希望。城に居る事は少なく、殆ど国境の警備を行っている。身長は179cm程。
-ブレイザブリク-
・炬
“第4王権者”。誰よりも経営に特化した王で、常に都市は潤い民は豊かな暮らしをしている。彼の魔力は戦闘に適してはいるが守護の力は弱く、外界からの攻撃は全て武力をもって制している。性格は活発で椅子に座って執務・・・というのは出来ず、書類仕事は全て聖騎士に任せ自分は街中を歩き、更なる繁栄の為民から話を直に聞いている。偶に海の王国に遊びに行くと五月蠅いと言われ、王に会った途端追い出される残念な人だ。
容姿は、真夏の太陽の様に燦々と輝く髪を短く切って風にふわふわと柔らかそうに靡かせ、焔の様な真紅の瞳を持つ。筋肉質でがたいも良い為、子供によく肩車を迫られる。軍服は真紅の長い上着に中は黒いランニングという比較的ラフな造りで、茶色いロングブーツを履いている。
尚、背中に王の印である焔の刻印と王冠を刺している。身長は190㎝程。
・樹
“第2聖騎士”。王に仕えるのに重要な剣術や魔術、情報処理能力は高いものの、非常に楽天家で王への対応は常に雑。焔の第1聖騎士とは違い、自分にとってどうでも良い事や王や街人の損にならないと思った事はどんなに伝達を頼まれても言わないし、数分ですっかりと頭から抜け落ちてしまう。他の王からも残念な奴だと認知されているが、特に嫌われる事無く愉快な奴として扱われているものの、やはり主の炬は頭を抱えている。身長は180㎝程。
・榴
“第1聖騎士”。血気盛んな男であるが、仕事は丁寧。デスクワークより剣術や魔術に長けているが、炬のサボり癖と樹の楽天さ故に書類仕事が多い事にストレスを感じるも仕方ないと諦めている所がある。
天空の玉座を決める戦いの際、闇の騎士である霖の思惑に嵌り殺害されたと言われているが―。身長は182㎝程。
・烈
“前第3王権者・焔の王”。一言でいえば大男。肉体を鍛え上げてこそ、精神も鍛え上げられるのだ。と豪語する人物で熱血漢。懐に一度入れた者は何が何でも守りきるという情に厚い男である。剣の腕で彼に敵う者は居ないが、海の国・第1聖騎士であるルカは唯一自分をハラハラさせてくれるのでお気に入り。現在は王宮を離れ、街1番のバーを経営しつつ炬の相談にのっている。
容姿はダークブラウンの髪にガーネットの様な紅い瞳を持ち、右太腿に王の印である焔の刻印と王冠の刺青が入っている。身長は190㎝程。
-ヴィンドヘイム-
・凪
“第5王権者”。戦闘力及び守護の魔法においてどちらも取るに足らない王で、国も山々に囲まれ外界から敵が来ない為大した政も行わないので判断力に欠ける人物。ただし、いざという時は誰よりも明確な発言をする為、差し迫った時に相談される事が多い。
容姿は、深緑をそのまま切り取ったような癖毛の髪を肩下まで伸ばし、黄金の果実の様な橙色の瞳を持つ。軍服は黒い詰襟に深緑のマントを羽織り、黒い膝下までのブーツを履いている。身長は185㎝程度。
・棗
“第1聖騎士”。武術においても魔力においても過不足のない、言ってみれば普通の騎士。ただ、状況判断が人一倍優れており、凪にもそこをかわれた。身長は169㎝程。
・柊
“第2聖騎士”。面倒臭がりな性格ゆえ、色々な事を損しているのではと心配されている。頭がきれ、常に物事を冷静に見ることが出来るが、些か冷静すぎる面が多い。身長は178㎝程。
-グラズヘイム王国-
・アルファズル
仮面の男。グラズヘイム王国の番人。その名も容姿も全てが謎の男。銀色の髪を背中まで伸ばし、フロックコートを着ている。
・黒いドレスの女
仮面の男と常に行動を共にしており、彼同様全てが謎。
―ビルスキールニル―
・スュール
天空の王国に住む住人の中で確認されている数少ない人物で、様々な都市を回るトップ・アーティスト。月と出会い、強烈に惹かれる。尚、イケメンに弱い一面も。
容姿は胸まであるウェーブのかかった柔らかな桃色の髪に、アメジスト色のぱっちりとした瞳を持つ美女。楓曰く何かが引っ掛かる人物らしく、右手中指に橙色の指輪の様な刺青をいれている。身長は168㎝程。
・K
素性を隠しながらひっそりと暮らしていたところへどこで情報を手に入れたのか、道化師だと知った闇の王に狙われ逃亡。その後、海の王国へ逃れた後月の好意で城の厨房で幼い頃の夢だったコック見習いに。
容姿は銀水晶の短髪に、ダイオプテーズ色の瞳をもつ青年。海の王国第1聖騎士であるルカと折り合いが悪く、顔を合わせれば口論が必ず始まる。右手中指に藍色の指輪の刺青をいれた道化師の一人。身長は172㎝程。
・彪
“天空の王国騎士”。見た目も性格も豪快な男。天空の城で働く下っ端騎士だったが、楓がビルスキールニルに潜入した際受けた昇格試験により準聖騎士に次ぐAランカーとなった。しかし―。
・黎
“天空の王国準聖騎士長”。剣の腕も魔術も平騎士に劣る程弱いが、気位だけは高い男。何故この男が準聖騎士長となれたのは不明。楓がビルスキールニルに潜入した際受けた昇格試験で大敗を記し、翌日津方を消した。
・魔導師(庚・ヴィト=ラーズスヴィズ)
天空の王国にある中央図書館を統括し、王亡き今ビルスキールニルを本当の意味で統治している3000歳を超える大物。それを示す様に魔力の高いものだけに現れる現象として左右の瞳の色が金目銀眼のオッドアイとなっている。
容姿は酷く甘く美しく優雅で、年の割には息子である楓の兄ではないかと思う程若い。流れる長くウェーブの掛かるアメジスト色の髪は右側で緩い螺旋を描きながら纏められており、常に指先まで隠れる星を散りばめた様なローブを羽織り、首元のネクタイには鹿をモチーフにした金色のアクセサリーをしている。
話し方はどこまでも緩やかで心を落ち着かせる音を持っているが、秘密を守る為なら手段を択ばない非情さを持ち合わせている。
身長は178㎝程。
・楔
天空の王国で魔導師に鍛え上げられた騎士。実力は計り知れず、王に仕える聖騎士達より強いとも噂されている。書類仕事はもちろん、剣の腕も魔力も一流で隠密行動もお手の物。忠誠心も強く、自分を育ててくれた庚には一生を掛けて仕えて行くことを心に決めている。
容姿は、ブラウンのミディアムショートヘアに、何物をも見通してしまえそうな紅の瞳を持つ。服装は袖のない黒い着物に翼を刺繍したアームカバーとベルトを着け、白いマントを羽織り動きやすい脛の高さまであるブーツを履いている。身長は178㎝程。
―システム―
・番人
グラズヘイム王国を指揮する者。誰も番人の命令に逆らう事は許されていない。
・天空の王
番人の次に王国を支配する事が出来、他都市の王に命令を下す事が出来る唯一の王。
・王
都市を預かる武力・知識・魔力・守護力・幻獣を支配する者達。王を殺せるのは王のみとされる彼らはそれぞれの都市で兵を従え、グラズヘイム外界から迫る敵を討つ。
・聖騎士
騎士学校から選ばれし最強の10人。剣術と魔力を持ち、主席となった者は優先的に最強の王に仕える事が出来る。1年に2度ある王立会いの試験において順位を決定し、王1人につき2人の聖騎士が仕える。偶に異能の者も居る。
尚、通算12回の試験の内10勝以上1位をキープした者は聖騎士長の称号を与えられ、聖騎士を束ねる名誉ある存在になれる。
・準聖騎士
聖騎士には及ばないものの、騎士の中から選ばれし5人。王立会いの試験において順位を決め、王自身が自分に仕える者を1人決める。
・騎士
剣に誓い王へ仕える者。騎士学校に志願した者達がなれる。
・魔導師
魔力を使い主に世界の理を見守っている。彼らの多くは天空の王国に居ると言われているが、少数は点々と暮らしているらしい。使役する属性は様々で、力を使う本人しかそれは知らない。
また、数百年に一度、天空の聖石に選ばれた魔導士長は天空の王と同等の権力と魔力を持つと伝えられている。
・幻獣使い
グラズヘイムに存在する幻獣を遣う事が出来る異能者。王を含めごく僅かしか居らず、存在自体が貴重である。
・道化師
存在が確認されていないが複数人居り、それぞれが能力を隠しながら生活しているとされている。彼らに真名はなくイニシャルで呼ばれる。唯一彼らに真名が付けられるのは彼らの決めた主人だけだが、例外も居らしい。秘められた能力はあらゆる事に利用されるため、表に姿を現さない。噂によると、彼らの能力とは“写す事”。
空に架かる虹色を模した刺青を持ち、赤に近い色を持つ者ほど力は強いと言われているが―。
・聖石
それぞれの王が巨大な原石を城に保持しており、王の力の源となっている。彼らはその欠片を剣やアクセサリーにつけ、能力を倍増させている。ただし、詳細は不明である。
―幻獣―
・オールフィッシュ
海の王『月』の使役する幻獣。潜水艇を牽けるほど巨大で全身が銀白色の魚。尾が長く、人魚の様な胸鰭と龍の様な背びれを波に靡かせる度蒼く光る神秘的な姿をしている。
・ニーズヘッグ
闇の王『櫁』の使役する幻獣で“怒りて臥す者”、“怒りに燃えて蹲る者”等の意。翼を持つ巨大な蛇龍。放たれる紫電は地を裂く程で、この蛇龍に敵うものは居ないと伝えられている。
・リヴァイアサン
代々海の王が使役する深海の王。最強の生物とされ、如何なる武器も通用しない。巨大さゆえ海を泳ぐ時には波が逆巻く程。体全身に強固な鎧を思わせる鱗があり、あらゆる武器を跳ね返す。不死身な上、性質は凶暴で冷酷無情だが、泳ぐ姿は深海に星を散りばめたかのように神々しいと伝えられている。聖石解放を成功させた海の王の命令のみ聞く。
・グリフォン
鷲の翼と上半身、ライオンの下半身をもつ。幻獣遣いのみ背中に乗ることを許す。
・ケートゥス
フェンサリルが第2聖騎士、楓と契約を交わした海の守り手。鯨ような大きく膨れた胴体に立派な髭と2本の角を持つ聖獣。比較的性格は大人しいが、敵意を瞬時に感じ取ると巨大な牙で攻撃し、鉄をも貫く。
・フェニックス
焔の王『炬』の使役する神獣。不老不死で、歌うような声には生命を再生させる能力を持つ。七色の炎の羽を持ち、羽ばたいた際に舞う火の粉には強力な結界魔法があり防御力も高い。
・ヨルムンガンド
フェンサリルが第2聖騎士、楓と契約を交わした海の殺し屋。獰猛な巨大海蛇で縄張り意識が高く、海の王の許可なく自分の縄張りに侵入した船は強靭な角で貫き沈め、海に落ちた人間は鋭い歯で噛み砕く。止めるには炎で焼くしかないが、再生能力が高いため一時的な効果しかない。
・シムルグ
人を乗せて運ぶことが出来る程巨大な聖獣。鳥の姿をしており、柔らかい孔雀のような羽を持ち、美しく高らかな音色の鳴き声は数キロ先にまで届く。契約した者の危険を察知すると、どんな遠くからでも駆け付ける。
以降追加あり。
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建造物や幻獣、キャラクターの姿を見たい方はこちらをご覧下さい。