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world.35

 うー...ゴブリンのグロテスクな肉片は消えましたが、あんなものみたら少し気分が悪くなりました。うえー。

 牙はアイテムボックスにしまっていましたが、ボロ切れはお金にほぼならなく、嵩張るのでその辺に放置したまま奥に進みます。


 さっきは攻撃スキルなしで戦っていたのですが、ゴブリンやコボルトに出会うたびに

「雷鳴剣!」「シャドウステップだよー」「...ツヴァイ・アイシクル」「一閃突きっす!」

 近づく前にやっちゃってます。ゴブリン君たち...合掌。


 ガンガン奥に進んでいますが、やはり奥に行くとレベルが高い奴が増えてきてます。

 鑑定しまくっていますが大半がLv.?や状態:?でたまに全部?がでてきています。

 ...まぁ鑑定し終わる頃には全員ミンチになっていますが。

 たまに傷をおったりしたのでヒールでみなさんを回復。


 サクサク進む洞窟探索。そりゃ適性より上回ってるからそうかぁ。.....寄生しちゃってごめんなさい。




 次にあったゴブリンの集団は10匹くらいいますね。そのうちの一匹はほかのゴブリンより一回りほど大きく武器もトゲトゲしい棍棒で少し強そうです。

「おっゴブリーダー。ラッキーだな」

 ふむふむ。こいつはゴブリーダーというのか。もちろんnameもLevelもわかりません。


「ねーちゃん強めの魔法っす」

「ん...氷結の嵐よ邪悪な物に裁きを。【アイシクル・ストーム】」


「「「ギゲギギャア!?」」」


マリナさんが放った氷竜巻に巻き込まれたゴブリン達が悲痛な叫び声をあげ、肉体をあたりに散らして行く。

 哀れゴブ軍団。マリナさんが放った竜巻に全員巻き込まれました。竜巻の中では氷柱が飛び狂いゴブリンにドスドスドス...。

 竜巻が収まったあとの地面にはたくさんのゴブリンが倒れていました。


「ギャガァァア!」


 おお!流石はゴブリンのリーダー。生命力が高い。ゴブリーダーは仲間を殺されたので激昂状態になったのかな?身体が若干赤くなっていますが、さっきのアイシクル・ストームで貫かれたり身体が凍結してしまって、思うように動けないようです。


「アサシングレイス」


 ふっと横にいたみっこさんが消えたと思ったらゴブリンの首を締めてそのあとスパッと切っちゃいました。ドバッと血が流れそのまま前に倒れこみそのまま起き上がりません。


「終わったよー。とおーっ」


 みっこさんが倒したゴブリーダーにナイフを突きつけると、3種類アイテムを落としました。

 まず宝箱らしきもの。

 次に棍棒。

 最後に宝石です。


「おおーっ!やったゴブリンぎょくだー!あとでマキさんに加工してもらおーっ」

「ついでに宝箱つきっすよ」


 なかなかいいドロップだったみたいですね。


「ナーシャ宝箱開けるか?」

「え...いいの?」

「おう」

「中身はなにっすかねぇー?自分はいらないんでどうぞ開けてくださいっす!」

「...どうぞ」

「ありがとう」

「スライムグミだったら少し頂戴?」

「スライムグミとは?」

「グミみたいなやつ」

「そ、そうですか」

「ニャモレード味で」

「ニャモレードですか?」

「そうそうニャモレード。あれ美味しいんだけど露店になかなかないんだぁ〜」

「...善処しますぅ」




  みっこさんがワクワク!って感じでみてるけどこういうものって狙ったものってでないですよねぇー。

「ごまだれ〜♪」

 開ける時にみっこさんが有名な宝箱を開ける空耳を言ったけど突っ込むべきなのかな...?

 まあいいや中身は...


「杖だ」

「杖っすね」

「...ん」


 中身は杖でした。鑑定してみましょう


 ヒノノキの杖 レア度C 品質:普通

 魔力+3


 杖はいいですねぇ。ちょうど持ってなかったしありがたくいただきます。


「えー?スライムグミ ニャモレードだしてよぅ」

「ナーシャこいつは無視していいぞ」

「ニャんでよ!」

「おおおー。みっこさん猫っぽいですニャ!」

「かんだだけだけ!」

みっこさんは猫型ですニャおー

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