world.30
歩くこと1時間。まじ足痛い。まだギルドホームに着いてません。
「ヒューガぁー足疲れたぁーギルドまだぁー?」
ひょいひょいと人波をかいくぐって歩いていくヒューガ。チミはレベルが高いかもしれないけどこちらレベル1で基礎体力もないんです。
「しんどいいい...もう限界足痛い...ちょっと休憩」
うー...ヤバイこの体全然体力がない。ちょっと休憩させておくれ。
ちょうど道の端っこに花壇があったのでそこで休憩...。
「はぁー...お前体力なさすぎだろ。しょうがないからほら乗れよ」
ヒューガがスッとしゃがんでおんぶするときの体制をとる。
ッハ!お前体力ねーから俺様が背負ってるよって感じかね?
「いやいまボク女だけど元々男だよね?背中に担がれるのはちょっと...」
乗るのを躊躇っていると、
「大丈夫お前元男だしロリコンじゃねーから。ほらおじょうちゃんだいじょうぶでちゅかー?」
...なんかムカついて来たぞ。語尾にキリッとかついていそうな言い方だな。どうせ痛くも痒くもないんだろうけど頭をしばいてやろうか!
「ばかにしやがってこのー!」
パコーン
「いでっ」
「いたい.....」
ヒューガの頭をパコーンとしばくと岩石を叩いてるような硬さで手がズキズキする。
くぅぅう!こっちの手が大ダメージだよ!魔法使ってやろうか!いや使ったらダメだったな仕方ないな......。
「仕方ないからみっこさんに迎えに来てもらおうか?クエもギルドホームに3匹いるから連れて来てもらおうか?」
「え?チョ○ボのれるの?」
「チョ○ボじゃなくてクエな。ちょっと待ってろよ5分くらいで到着すると思うから」
チョ○ボギルドホームで買っている...だと...毎日触り放題なのか?
「ちょっとまてそんな近いの?」
「おう!あと300mくらいだぞ?」
「...そんな距離なら歩くよ......」
あともう少しでした。
超短くてごめんなさい...。




