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world.29

 お姉さんが呼びに出て行ったのでまた狐sをわしゃる。いやーふわふわです!


 5分くらい経ったあと廊下側からドタドタと言う音が近づいてくる。これはヒューガかな?


 バン!と扉が開いてヒューガが現れた。おおーなんか懐かしい気がするから不思議ー。


「やっほーヒューg「無事だったかぁぁぁぁあ!」


 ヒューガがボクにダイビングアタック&ホールド。ごふぅう!勢い良くくらったので床に尻餅をついちゃった。うぐぐ!重いし痛い!ハヨドケヤ!

「よかった!よかったなぁぁあ!」

 ......ヒューガが泣いて喜んでくれてる?ようです。んー...まあすこしこのままでもいいかな。

「あの...そういうことは外でするものではありませんよ...?」

 声の主は呼びに行ってくれたお姉さん。多分ヒューガが走って来たから遅れたのでしょう。ところでお姉さんはなんで頬を赤らめてモジモジしているのでしょうか。トイレなら我慢せずに行っていいよ?まあ男が外で泣くのはよろしくないんじゃないですかねヒューガさん。


「早くどいてぇー。ボク筋力ないからお・も・い」

「あ...すまん」

 全く。こちとら魔力特化なんだからねっ!


「あの...ところでナーシャさんのギルド加入の件は...」

「あ!加入手続きおねがいします」

「はぁーい。で、ナーシャちゃん!会えてよかったね!」

「うん!」

 久しぶりのヒューガであります。


「ところでナーシャ。お前ボクっ娘で生きていくつもりか?」

「んー?」

「いやだから一人称」

「いやー。俺とか私とかなんか違和感がさー?」

「あ、そうですか」

「そうなんです」


「で?お前2ヶ月もどこでなにをしていたんだ?」

「え?」

「え?」

 なにをいっているんだ?まだ2日もたってないだろう?

「お前ここにきて何日目だ?」

「1日目かな?」

「えー!俺たちは2ヶ月前からいるぞ?」

「うそぉ!じゃあレベルは?」

「32だ!お前は?」

「.....1だよ?」

「あー...そうかぁー。まぁレベル上げ手伝ってやるよ」

「あざーす!」

「ところでさ、狐触らせて」

「捕まえれたらな。いけ!狐s!」

『きゅう!』

『きゅい!』







 お姉さんから加入手続き完了と言われるまでヒューガは狐sを追いかけていました。ふっ。レベル32だろうが、まだまだよのう。狐sほめてつかわす!

 そのあとヒューガにとりあえずギルドホームにこいよ!って言われたのでギルドホームに行きましょう。まぁ場所知らないのでついていくだけですがね!


 町並みはだいぶん変わっていていま歩いている場所は石で舗装されており、ちらほら馬車みたいなものが行き来している。

 なぜ馬車みたいなものといったかというとひいているのが大きな鳥でまるでチョ○ボ。そのチョ○ボに乗って移動している人もいます。色は個体によって変わるようですが、全部黄色っぽい。


「ねえヒューガあのチョ○ボ紛いの鳥はなんていうの?」

「ああ、あのチョ○ボはクエだな。クェェエ!って鳴くからクエ」

「なんか安直ぅー」


 ゲームの時にはいなかったやつだなぁ!見た感じモフモフしてそう。お父さんボクに鳥さんを一匹ください!必ず幸せにします!


「で、どこで入手出来るの?」

「俺が知ってると思う?」

「いいえ」


つかえねー!




「ところでナーシャ。腹減ってないか?」

「お腹すいた」

「んじゃギルドのみっこさんになんか作ってくれるようにいっとくわ」

「お願いー」


 ...ん?どうやって連絡取るんだ?


「ウィスパーとかないのにどうやって?」

「なにが?」

「連絡!みっこさんにどうやって連絡するの?」

「はぁ?ギルドに加入したらギルドメンバー間ならウィスパー使えるようになっただろ?」

「あ、そうなの?」

「おいおいちゃんと説明きけよ」


 むむ...そんなこといってたかな。



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