表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/43

world.27

 ギルドのお姉さんに着いて来てと言われたのでギルドの奥に通してもらうとこちらをむいて食事をしていた他のプレイヤーと思わしき人がギョッとした表情をしていました。...どこか変な所ありますか?




 お姉さんの後を着いていくこと5分ほどで他の扉と違う豪華な装飾が施されている扉の前に着きました。


「お嬢ちゃん。お姉さん今からギルド長に報告してくるから少しここでまっててね?」

「はい」


 失礼しますといってお姉さんが部屋に入っていった。

 .........暇だ。よし狐sと遊んでおこうかな。

 わしゃわしゃもふもふ。

 わしゃわしゃもふもふ。

 わしゃわしゃもふもふ。





「んへへーここがええんか?ここがええんかー!」

『きゅうきゅう!』

『きゅぃー...』

「...ナーシャさんギルド長がお呼びです。どうぞお入りください」

「あっ...はい。...いつからそこにいました?」

「んへへーここがええんか?の所からです」


 うおぅ...見られると恥ずかしいッス。


「失礼します」


 部屋に入ると白い髭が特徴的な初老の男性とさっきのお姉さんがいました。このサンタクロースがギルド長さんですかね?

 ズンズンとこちらにギルド長がやって来て、すっと手をだし、握手を求めて来たので握手をする。ギルド長さんの手は意外とゴツゴツしていました。


「私このギルド長を務めさせていただいておりますゴードンです。以後お見知り置きを」

「あ...どーもナーシャです。よろしくお願いします。...今更なんですけど狐達も中に入っていいですか?」

「ええ、どうぞどうぞ。立ち話もなんですからこちらにお座りください」

「あ、どうもありがとうございます」

 座ったソファーはふかふかしてました。

「ところでナーシャさんは冒険者になりたいとの事ですがよろしかったですか?」

「はい」

「わかりました。手続きを致しますので少しお待ちください」


 ボソボソとお姉さんに耳打ちをするギルド長。するとお姉さんはまた顔色を悪くして小さい声でわかりましたといって出て行った。


「あと10分ほどで登録が完了しますが、ナーシャさんにはお願いがあります」

「お願いとは?」

「はい。ナーシャさんは町の中では攻撃系魔法を使わないで欲しいのです。すみませんがこの国の決まりでして、ナーシャさんみたいにレベル1でこの膨大な魔力、そして強力な加護持ちとなるといろいろ不味いのでして...御協力頂けませんか?」


 ばつが悪そうに頭をぽりぽりかく。決まりならそういってくれればまもりますよ?てか街中で攻撃系魔法うっちゃだめだろ


「はいわかりました」

「え?」

「え?」

「すまん。いやーまさか...あっ、すみませんいつもの口調がでてしまいました。まさかすぐに快諾して頂けるとは思ってなかったのでして!」

「あ、そうですか...」

「いやぁここまでお呼びして申し訳ない!おい誰かナーシャさんにギルドの説明をしてやってくれ」


 別のお姉さんがやって来て別の部屋にあんないしてくれるようです。


「ナーシャさん。困った事があれば微力ながらお手伝いさせて頂きます」

「あ、はい。ありがとうございます」

「ナーシャさんどうぞこちらへ」


 部屋を出るときにぺこりと頭を下げ退出する。扉がしまったあと、なかから「まじ寿命縮んだわー」と聞こえてきた。

 ...どこにそんな神経をすり減らすことが?


 △▼△▼△▼△▼△▼

平日なので少量更新です。すみません(´・ω・`)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ