world.19
少し走り図書室とかかれた部屋に到着しました。ドアを開けるとなかは薄暗く本特有の匂いが漂っていた。んー...ちょっと暗すぎかな...?こんなときは召喚獣のでばんですよ!暗いからさーちゃんにしようかと思ったけど引火したらあれだよねー...
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図書室の本を適当に調べて少し状況がわかりました。
この都市はダンジョンを中心として発達してきたものらしい。ダンジョンからスクロールや魔法道具などが見つかっており、今まで1番潜った人の記録が34階。ほうほう!ダンジョンといえば宝箱。うーんスクロール欲しいね!
「ね、くろちゃん!ハデな魔法ぶっぱなしまくりたいよね!」
「キュー?」
「んー...なにいってるかわからないか」
「キュキュキュ」
頭を撫でてやるとお腹をさらけ出してくるくるなきだした。あらかわいい。
以外と図書室は広くて薄暗い。ひとりぼっちは怖いね!だからくろちゃんを召喚しました。薄暗いからさらちゃんを召喚しようかと思ったけど火事なるかも...と思ってくろちゃんにしたわけです。
まあいまはダンジョンについては置いとくとして大変な事がわかりました。
この本”猿でもわかる魔法講座”によると(書いていることは凄くためになるけど凄くイライラする)魔法をつかうにはまず大気中に存在する魔素を体内に取り込こんで、体内で精製することで魔力としてその身に貯めておく。この貯めておける量がステータスの魔力ことで、威力は魔法レベルによって上がるらしい。なんてこったい。HPは低いし魔力はでかいけど火力は今のところ魔法威力は素人...ヤバくね?だいたい1人につき魔法適性は3つ程らしい。うーん多いのはいいけどどれかに絞った方がいいのかな...まあそれはおいおい考えるとして、魔法は魔力を糧として、世界に”火球”などの現象として発現させる。その時杖や魔石などの触媒があると好ましい...か。杖は魔法の方向性を。魔石は威力の上乗せの効果がある。コントロールとブーストかぁ。
魔術指南書はギルドにて下級〜中級までならだいたい販売しているらしい。欲しい。すごく。ちなみにいま使える魔法は全て最下級魔法だ。やばいね。
魔法を構築→魔力供給→発現と、これが魔法の基本的なプロセスであり、強力な魔法は特定の触媒のよって魔法が使えるものがある。強大な魔法ほど構築に時間がかかり消費魔力が増える。まあそうですよね。
魔物は、体内に個体差はあるけれど魔力を生産する結晶を持っている。強大な魔物ほど大きな結晶を持っていてその分魔力の出力が上がる。
人間は体内に結晶をもたないので大気中から魔素を集めて魔力に変換しなければならないようだ。...この本ところどころでバカにしてくるので何回も燃やしてやろうかと思ったよ。hahahaー。




