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world.12

セントラルから出発して30分たちました。モンスターももりもり狩ってます。狐コンビも黒と白のビームを飛ばして頑張っています。可愛い。だか私の胸元でゴソゴソするのやめてもらおうか。

お?前方にプレイヤー7人いますね。パーティでしょうか。


「とまれ!我々は[PUWO軍]だ!」


お?んー...悪落ちプレイヤーじゃないようだな


『踏み潰しますか?』

「す、すーちゃん。ストップ。ストップー!」

『了解です姫。』


踏み潰しますか?なんてとんでもない。グリーンプレイヤーですよ?

リーダーっぽい奴がこっちにくる。


「貴様!これはなんだ?」

「これじゃないですよ?すーちゃんです」

「名前を聞いているんじゃない。これをどこで手に入れたのか聞いているんだ。」

「すーちゃんは私の召喚獣ですよ?」

「ならばこれの召喚方法を教えろ。」


うわぁ。めんどくさいなぁ。


「ええええ。」

「早く教えろ。これは命令だ。」


うわぁ。本気でめんどくさい!逃げてよし!


「すみませんがお答えすることは出来ませんので。すーちゃん!ゴー!」

『踏み潰しますか?』

「違う!逃げるの!」


ふぅ。めんどくさかった。意外とすーちゃんって短気なのかな?後ろの方で「貴様ぁぁあ!覚えておけよ!」的なことが聞こえた気がする。アー。アー。キコエマセンデシタ。


--------------------------------------------------------


首都エルドラドに到着しました。

城壁は10mくらい。真っ白いです。

大きな門をくぐって街中へ。

街は凄く活気があってあちらこちらにプレイヤーの露天がありNPCのお店もたくさんあります。あとでみて回ろうかなぁ。まぁその前にドラゴンの宿木亭に行かなくては。ちなみにこの街は馬に乗ってる人が多いみたいなのでそのまま入りました。...そういえば宿木亭知らなかったわ。だから衛兵さんに聞きました。


--------------------------------------------------------


ふむ。ドラゴンの宿木亭の入り口は西部劇の左右に開くアレみたいなのだな。もうヒューガいるかな?さすがにすーちゃんは帰還させておく。


「いらっしゃいませー。お食事ですか?休憩ですか?」


ヒューガはまだいないみたいだな。


「あ、ご飯で。このびーせっとで!」

「畏まりました。」

「あ、それと携帯食料売ってますか?」

「ございますよ。

「3食分くださいな。」

「畏まりました。」


お金を払って空いていた席に腰掛ける。

持ってきて貰った携帯食料をうけとりほどなくして出てきたびーせっとを食べる。結構うまい。モグモグ。んぐっ!?喉に詰まった!ゴクゴク。ぷはー。ムシャムシャ。


<ヒューガさんのパーティに招待されています参加しますか?>


おっヒューガきたな。参加っと。モグモグ。


「おいナーシャ。そんな詰めこんで大丈夫か?」

「ひゅーはおほい!ほほのりょーひいはいほ、おいひいよ!」モグモグ

「わかったからさっさと飲み込め。あともの口入れたまま喋るな。なにいってるかわからん。」


ごもっともです。モグモグ。ごっくん。


「飲み込んだか?」

「うん飲み込んだ。」

「それじゃ俺のギルメンを紹介するわ。」


ふむ。1番小さい男性の方がソードダンサーさん。だけど筋肉もっりもり。ちなみに職業はパラディン。なんという名前詐欺。種族はドワーフ。


そしてヒューガくらいの身長の男性の方

がライフォンスさん。職業はサモナーか。さっきから私の胸元の狐コンビをみているから動物好きなのかね。種族はヒューマン。


すらっとしたモデル体型のお姉さんはエーフィアさん。職業はソーサラー。種族はエルフ!エルフさんきたー。


これまた身長がヒューガくらいの女性の方は☆ミドリ☆さん。職業は黒魔道士。ローブかっくいい。


俺にくっ付いてくるmiccoさん。職業は暗殺者。だけどミドリネームなのはPKKプレイヤーキラーキラーをしているから。PKKコワイ。種族は猫のビースト。尻尾もふもふ。


そしてヒューガ。こいつは165cmくらいのヒューマンで、職業はソードダンサー...と。


とりあえず挨拶しときましょうかね。


「みなさんよろしくお願いしますー。」

「「「「「よろしく(ねー)!」」」」

「ナーシャってギルド入ってる?」

「入ってないよ?」

「じゃあナーシャ俺のギルドに入らないか?」

「へ?」

「いや、だから俺のギルドに。」

「あれぇー?ヒューガ君はろりこんさんだったのぉー?」

「違うわどあほ!」


この間延びした喋り方をするのはmiccoさん。いつまでくっ付いているんですか。尻尾もふもふっすね。


「んー...いいよー。」

「おおっ。俺たちのギルド治癒魔法もちいなくてこまってたんだ。んじゃよろしくな!」


<ヒューガさんよりギルド[月光]に招待されています。参加しますか?>


もちろん参加だ。


<ギルド[月光]に参加しました!貴女の階級はメンバーです。ギルドに参加したことにより[月光]のギルドホームの機能を利用できます。>


「おっ。」

「ろりこんさんのヒューガ君よかったねぇー」

「だからろりこんじゃねえって!」

「ろーりーこん。ろーりーこん。」

「よし。ソードダンサー決闘しろ。」

「のーせんきゅう!じゃあナーシャちゃんたち先にギルドホームに行ってるよ。ここには鬼がいるからね!」

「だあれが鬼だこら!」

「いひひ。じゃあおさきー。」


みんなキャラこいなぁー...


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