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偽りの招待  作者: Than Nen
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『あの暗号…実は僕が作ったんだ…』


『どういうこと…』


『簡単に説明するね。君は計画通り、罠にはまったんだよ』


『!?』



驚いた表情を見せる椎名。


そう、これは全て僕のシナリオ通り。



『僕は、そもそも神埼伸一ではない。と、言ったら??』


『まさか…そんなはずは…!』


『驚くのは無理はないよね。君は【マリア】の命令で、僕を追いかけていたのだから』


『何故そのことを…!?』



動揺する椎名。


無理もない、彼女にしてみれば状況が滅茶苦茶で理解できないのであろう。



『椎名グループが【マリア】の製造に一枚噛んでるのは知っているからね』

『僕が【マリア】に頼まれて、調査していたのさ。君のことをね』


『…いつから知っていたの?』


『君が僕を調べていたのと同時期、正確に言えば入学前からかな』


『…まだ状況が把握できないわ。【マリア】は私を裏切ったの?』



椎名にとって、【マリア】は少なくても絶対的な味方だったはずである。


それが、今状況が一変している。



『まあ…裏切ったのは君たちだよね?誰が合成麻薬売れなんて言った?』

『たくさんの人が苦しんでいるんだ。もちろん君の妹もね…!!』



その言葉を聞いて、椎名は泣いていた…。



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