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偽りの招待  作者: Than Nen
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『椎名さん…君には聞きたいことがあるんだが…??』


『ええ、そのようね…。しかし、私にはこの後予定があるのよ…』


『…そうか、なら仕方ないね。家まで送ろうか??』


『遠慮しておくわ。玄関までお願いできるかしら??』


『ok。話はまた後日、聞くことにするよ』


『そうして貰えるかしら』



そう言うと彼女は帰る支度を始めた。


これは仕方ない。


逃げることを全く計算に入れてなかった訳ではない。



『今日はありがとう。お邪魔したわね』


『ああ。また、後日…屋上でまた会えるかい??』


『そうね。そうしましょう。それじゃあ失礼するわね。サヨナラ』


『サヨナラ』



彼女の姿を見送った。


それと同時に携帯電話を取り出す。


すぐさま登録された番号へ電話をかける。



『もしもし…』


(……)


『…ああ、そうだよ。今椎名が帰った』


(……)


『…ああ、分かった。今日19時に【サイレント】で待ち合わせしよう…』


(……)


『…それじゃあ、また後で…』



電話を終えると、着ていた制服を脱ぎ、出かける支度を始めた。

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