サバイバル11
「お~い!ヘラクロ~あン!開けてくれ~!」
俺達は狩りから帰り、二回の見張り台に居るヘラクロンに 開けるよう言うと、すぐに返事が帰ってくる。
「お~帰ってきたか、ちょっと待ってろ~」
数秒後、城への入り口がゆっくり開く。
「狩りの成果は?」
「多分最終日までは大丈夫だと思うよ。」
俺はアイテムボックスから熊の頭を見せて言う。
「結構大物だったんだな、、、まぁ夕飯辺りに使うか。」
「そっか。楽しみだな。」
なんて二人で談笑していると後ろから腹の虫が騒がしいやつ(フォーリア)が、
グウゥゥゥゥゥゥゥウウウウ
と、物凄い音を鳴らす。
「じゃあ俺とジュエは飯作るからお前とフォーリアは見張りしといてくれ。」
「わかった。」
ということで俺達二人は料理ができるまで見張りをするのであった。
しばらくすると
「飯だー」
と声がかかる。
「おいフォーリア飯、、、」
俺が隣で外を監視していたフォーリアに声をかけるが返事がない、、、
「って、いない、、、」
横を見るとフォーリアの姿はなく、木刀だけが置いてあった。
まったく、食意地がすごい。
下の階にいくとフォーリアは誰よりも早く席に着き肉を貪っていた。
「おい、お前どんだけ腹減ってるんだよ、、、」
「しょうがないじゃない、私異世界に来てから大食漢になったんだから。」
「ヘ~やっぱりスキルの影響か?」
まぁ俺は転生の影響で人ですらなくちまったんだけど、、、
「そうじゃない?からだ動かしてなかったときはそこまでお腹減らなかったし、、、」
まぁフォーリアは【身体強化MAX】で魔力以外のステータス5倍とか言うかなりぶっ壊れスキルだから何かしらの代償があってもおかしくはない。
「サヴァル君はそんなことないの?」
「いや、とくにそういうのは、、、まぁ転生時点でサボテンだからそんな些細なことは問題じゃないっていうか、、、」
「ふふっ、そう思えばそうね。」
二人で笑って食べていると、牢屋に飯を運んでいたジュエとヘラクロンが現れる。
「ん?何のはなしだ?」
「いや、世間話だ。」
「そうよ。」
「ふ~ん」
俺はとりあえず話をはぐらかし、ご飯を食べ進める。
危なかった、転生者って知られてもあまりいいことはないからな、、、
俺は転生についての話しは人が確実にいない場所ですることを決意した。




