サバイバル10
「たっだいまー!大丈夫だったわよ。」
しばらくたってフォーリアが交代の時間になったので帰ってきた。
「おぅ、ただいま。」
「お、俺の番だな」
そう言ってヘラクロンが外に出ていく。、、、と思ったら急に思い出したかのようにドアの前で止まり、俺たちの方を向く。
「あ、そうだ。昼飯の肉と山菜がなくなってるからとってきてくれないか?」
それだけ言い残して出ていく。
「どうする?サヴァル?」
「明日襲撃がまとまって来るわけだから、今日は安全だし、、、今の内に狩りに行ってくるか、、、」
そして俺達はヘラクロンを残して狩りに繰り出すのであった。
「ふぅ、こんなもんか?」
「そうですね。これで明日も耐えきれると思います。」
俺とジュエは平原で鳥の魔物を十分に狩り、山菜を取っているフォーリアと合流しに山へ向かう。
「あっ、おいフォーリア~!」
少し先にいるフォーリアを発見し声をかけると振り向いて、山菜が沢山入ったかごを見せてくる。
どうやらそっちも大量に取れているようだし、帰っても大丈夫だろう。
「山にいる魔物もかれたから1ヵ所に集めてあるんだけど取りに来てくれる~?」
どうやら魔物もついでに狩ってくれたようだ。フォーリアが森の向こうの茂みに入っていったので俺はジュエを残してフォーリアの方へ走る。
「よいしょっと、、、お、これは、、、」
茂みの奥には3体の鹿の魔物とでかい角の生えた熊の魔物が一体仕留められていた。
「この熊の魔物は?」
「その三匹の鹿を襲ってたから倒したの。」
良く見ると鹿の足に熊の爪痕らしきものがついている。
「てことは山のボスてきなやつか、、、」
とりあえず鑑定をしてみる。
「『鑑定』」
角魔兎
獰猛な熊の魔物
似た角を持っている角兎は仲間意識があるのか襲わない。
肉は美味しいがちょっと固い。
獰猛、ってところからやっぱり肉食で山を支配していたのだろう。
「まぁ食えるっぽいし持ち帰るか、」
こうして城に肉と山菜を持ち帰り、明日の襲撃に備えるのであった。




