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サボテン生~サボテンマニアは転生したらサボテンでした ~  作者: アジ
第3章 学校での探し物 後編

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サバイバル9

 朝ごはんが牢屋に届き、ハートロックは肉を隣の牢屋に見せつけるように食べる。

 「あぁ~ウメ~!」

 「コラ!」

 「イテッ」

 流石に見ていられなかったのか同じ牢屋のエイルがハートロックの頭をひっぱたく。

 「くっ、俺達は言わねぇぞ!」

 そうは言うバージオ一行だが、もう既に目は肉に釘付けだ。

 「ほ~らほ~ら!」

 ヘラクロンはそれに気付いたのかフォークに刺した肉をバージオ達の前でぶらぶらさせる。

 「俺は、、、こんな、、、誘惑に、、、負けないんだ、、、」

 バージオ、お前そんなこと言ってるけど、目は肉を無意識に追っているからな、、、

 そんな説得力皆無のバージオが肉に負けるのはそう遅くはないことを確信し、城周りのパトロールをしに牢屋のある部屋から出るのであった。



 パトロールが終わり、交代の時間になったので牢屋のある部屋に行くとお腹を丸くして眠るバージオの姿が、、、、

 どうやら俺の予想は的中していて肉に負けて情報を吐いたようだ。

 「俺が出ていったあとどうなったんだ?」

 「えっとですね、、、」

 ジュエ曰く、俺が出ていったあと5分もたたないうちに流暢に敵情報を漏らし、肉をたっぷり食べて、今はこの通り寝ているそう。

 「で、その情報は?」

 「えっと、最初は3チームのみが日別に襲撃してくるって話なんですけど、、、他の1チームを買収して最終日に一気に攻めてくるそうです。」

 「えぇ、それはいくらなんでも人数不利だなぁ。」

 「大丈夫よ!前衛の私もいるし!サヴァル君は魔法で後衛してれば負けることはないわ。」

 話を聞いていたのか、フォーリアが提案してくる。

 まぁ、その作戦で確実に勝てるんだけどな、、、

 「フォーリア、俺は剣術の修行をこの学校にしに来たからできるだけ魔法は最低限の出力でいきたいんだよ。」

 まぁ、最悪使うかもしれないがやっぱり目的を忘れるのは良くないと思うんだよな、、、

 「うーん、確かにあなたの言うことも一理あるわね、、、まぁあなたは魔法以外でも剣術もそこそこできるし無理に魔法使わなくても勝てないこともないわね!」

 「ごめんな、」

 「気にしないで。まぁ、最悪の場合は使ってもらうけど、、、いい?」

 「あぁ、そのときは出し惜しみなく、使わせてもらうよ。あ、あと見張り交代だ。」

 「わかったわ、あなたは休んどき、、、休む必要ないわね、、、」

 俺が元植物だと気付き休む必要がないとしゃべっている途中で気付いたようだ。

 「???」

 まぁ、ジュエはなんで?みたいな顔をしているがまさか俺が植物だなんて思ってもいないだろう。

 その後すぐにフォーリアが見張りをしに行き、俺とジュエは寝ているバージオ達を観察するのであった。

 

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