実験
「ファーァって、家か。」
朝起きたら久々の我が家。
まだ一月ぐらいなのに懐かしく感じてしまう。
「さて、朝ごはんでも作ろっかな、、、」
俺は朝ごはんを作るためにキッチンへと向かう。
子育ての手伝いくらいはしてあげたいし、思いやりってやつだ。
ということでキッチンに着き、昨日余った肉を使用しサンドイッチ的なものを作ってみる。
見た目はまぁまぁ。
心配なので少し食べて味を確認してみる。
モグモグ、、、微妙。
しかし、どうすることもできない俺は、サンドイッチを朝起きてきたみんなに振る舞うのであった。
「ふぅ、あ!そういえばけっこう僕レベルアップしたよ!」
ご飯が終わり、皿洗いをする俺にガトが思い出したかのように言ってくる。
「良かったじゃないか、いくつレベルアップしたんだ?」
「13」
なんとガトはレベル13もアップしているとのこと。
ガトも俺よりは低かったけどレベルも高かったし、大分上がりにくいはずなのに良く頑張ったな、、、
「じゃあ、早速レベル13送るね!」
「お、おう!」
レベルの上がりっぷりに驚く俺を無視しガトは腕輪を付けて俺に手をかざす。
「ふぅ、たぶん送れたよ。」
「あ、うん。ステータスオープン」
【ステータス】
名前 サヴァル
職業 魔法剣士 弓師 テイマー【魔猫 クロスケ魔サボテン(ジョニアス3世、サルド、ピクチュ、ミリア、ルミ)砂魔犬 ガディン】
種族 ハイエルフ(草)(刺)(毒)LV342
HP 58203
攻撃力 61387
防御力 60686
スピード 73113
魔力 64532
固有スキル 超再生 視力強化 剛力 竜鱗 放電 水中スピード30%UP 反撃刺(微毒) 砂漠スピード30%UP!
吸収魔法(固有魔法) 毒魔法【解毒可】【解毒不可(術者は任意で毒を無効化)】
スキル 全魔法法詠唱破棄 全魔法強化 鑑定 突進 光合成 吸収 牙剣(謎牙、赤竜の牙、電竜の牙、フレイムデビルスネークの牙 アクアデビルスネークの剣) 剣技LV87(地操流) 弓術(角)LV53 聖級魔法(草魔法) 上級魔法(火、水、風、地、雷、回復魔法) 分裂(2体までHP5分の1魔力は本体の魔力を使用) 炎層 放電 スキル獲得(【吸収】した敵の劣化スキルを稀に獲得) スキル統合(持っているスキルを統合し、強化可能。なおこれは自動的に行われる。) スキル強化
称号 転生者 (攻撃力20UP 言語理解 )
スライムハンター
捨て身のアタッカー(HP10%の場合攻撃力2倍)
蛇キラー(蛇系モンスターからのダメージ10%ダウン)
ドラゴンキラー(ドラゴンとの戦闘中すべてのステータスが1.5倍)
接触( 先代とあった証拠。進化したときにステータスの上昇率UP、ランダムで先代のスキル【スキル強化】を受け継ぐ。なお、この称号は他の人に見られず、読めなくなる。)
確かにレベルが8つ上がっている。
レベル13譲渡したのに8しか上がってないのは、おそらくレベル差の問題だろう。
ん?レベル差?、、、ってことはレベルの低いやつに高い人のレベル1を振り込んだらとんでもないレベルになるのでは、、、
「ちょっと腕輪貸して。」
「え、うん。いいけど、、、何に使うの?」
「まぁまぁ、おいで。」
俺はガトを引き連れ自分の部屋へと向かう。
「よし、」
そしてドアを閉めたのを確認して、俺はアイテムボックスから魔サボテン5個を取り出し机のうえに並べる。
「ん?サボテンをどうするんだい。」
「ふっふっふ、?これはね、、、サボテンを進化させるんだよ!」
「へ?」
ガトは口をあんぐり開けサボテンと俺を見比べる。おそらく進化させるという発想がなかったのだろう。
そもそもサボテンを進化させたところで、、、ってことだ。
だが今、進化させた結果の男がここにいる、、、そう、俺だ。
俺の経験例からだと、サボテンは最終的にハイエルフになる。
しかも元は魔物だし育てたらかなりの戦力になるだろうし、スライムゼリー売らせたり人手も多くなって便利なこと間違いない。
さらには食費がかからないというとんでもないメリット。
進化させるしかない、、、
そして俺は腕輪を着けた手をジョニアスにかざす。
う~ん、レベルは、、、とりあえず20ぐらいにしておこう。
「よし、どうなるかな、、、」
「カタン!」
「「!」」
レベルを譲渡したあと、急にジョニアスの鉢が倒れる。
「バキン!」
そして勝手に鉢は割れ、ジョニアスの体が光始める。
「光ってる!」
「え、え!どうしよう(汗)」
あわてふためく俺たち二人。大の大人が揃って大騒ぎ。
あーだこーだいっているうちに今では直視できないくらい光っているジョニアスの形が大きくなっていく。
「え!もう早速人形なの!」
「えっと、、、服持ってきて!」
「いや、おれがたしか持ってる」
急いでアイテムボックスから代えのローブを出し、前を向くと。
光をまとったサボテンはほぼ人形になっている。
「あっ!光が弱くなってる!」
確かに光が弱くなっていく。
「あぁ!」
そう思えば突然強烈なフラッシュ。
俺たちは目をやられて悲鳴を上げる。
「え?ホントに成功しちゃった?」
先に目が慣れたガトが驚いた声を上げる。
「うぅ、って、、、」
目が慣れるとスヤスヤと裸で俺の部屋で寝る緑髪の少女が目に写った。
「バサッ!」
俺は一旦ローブを少女にかぶせて考える。
「どうしよう、、、名前男じゃん、、、」




