【番外話】~フォーリア~ おじぎ草 再来
「ふん!」
強く握りしめた木刀が空を裂く
私は今フラワリさんと木刀で戦っている。
「おっとっと」
私の攻撃を避けたフラワリさんは後ろにバランスを崩す。
「はぁあっ!」
そこにすかさず私の鋭い突き。
しかし、、、、
「せやぁっ!」
バランスを崩したままのフラワリさんに剣を受け止められてしまう。
これが朝から何回も続いている。
今に至ってはリンボーダンスしている人みたいな体勢だ。
「ふぅ~、午前中はここまでにしよっか。」
「はぁい」
結局午前中は一発も攻撃をいれることなく終わってしまった。
「よ~し午後の訓練だ~森にいくぞ~」
「は~い!」
私たちは森に行きある場所へとたどり着いた。
「ここって、」
そこは昨日きたおじぎ草の群生地だった。
「そう!おじぎ草の群生地だよ~、って宿題の時に来てた?」
「はい」
「そっかそっか。じゃぁ大丈夫か。」
そう言うとフラワリさんが手当たり次第おじぎ草をお辞儀させる。
幼い、、、、と、思いながら見てるとおじぎ草の1本をブチッと抜いて私に見せてくる。
「えと、、、、おじぎ草、、、、ですよね?」
「うん!これがさっきの私の種明かし。」
「は?」
全く、意味がわからない。
唖然としてフラワリさんを見ていると、さすがにちゃんと説明してくれた。
「まぁ、要するに私の動きや剣術は花や草をヒントにしているよってこと。」
あきれた顔をしながら説明するフラワリさんだが、おじぎ草だけで理解できるわけないからね、、、、
「で、おじぎ草を真似するってどうするんですか?」
フラワリさんは顎に手を当て考える。
「なんとなく?見た感じ?まぁやればできるっしょ。」
ニカッと笑いそうおっしゃるフラワリさんだが、私の剣術の習得はかなり長くなりそうだ。




