表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
サボテン生~サボテンマニアは転生したらサボテンでした ~  作者: アジ
第1章 サボテンライフ、サボテン集め
6/98

ジョニアス3世

最後まで読んでくれると嬉しいです


 弱いと言われてから2日、俺はダリウス剣技の指導をダリウスから受けていた。

 剣技の指導はけっこう厳しい何が厳しいかって言うと、実戦稽古だからだ。

 俺たちはまだこの階層の豚面集落の近くにいる、リスポーンしたのを俺がすかさず()()()()キルする特訓だからだ。

 「スポーンしたぞ~」

 ダリウスの声がする。地獄の始まりだ。


 俺は今オークの前にたっている。

 ちなみに剣のみで勝てたことは一回もない。魔法使えば余裕だが。

 「グガァァァ」

 バガッ

 オークのパンチをよけつつもう一度構えを取る。そう、オークは全ての能力が俺より上だ。しかしスピードだけは俺が上、奴らはかなりに鈍い。

 「おりゃああ」

 隙あり!これで、この特訓もついに終わりだ。

 「ガキン」

 剣おれた。

 「グガァァァ」

 「うそだろぉぉぉぉぉぉお」

 俺とオークの恐怖の追い駆けっこが始まった。

 

        数分後

 俺は思った。だいたいサボテンがあんなバカみたいに硬いやつと肉弾戦で渡り合えるはずがないのだ。

 「はい今日の飯だ。」

 今日はトンテキ、あのオークの肉だせいぜい美味しく食ってやる。

 「非力だな~お前は。」

 「うるさい」

 ダリウスはおちょくるのが好きな嫌なやつだ。しかし飯がうまいから憎めない。

 だいたい俺があんな硬くてバカみたいにちからが強いやつ倒せるわけ、、、あ、

 「ダリウス、オークの肉残ってるか?」

 「残りはあるけど、、、何に使うんだ?」

 俺は調理場に行き、オークの肉をひっぱりだし、

 「スキル発動【吸収】」

 (進化先 サボオークが解放されました。【固有スキル】剛力 堅力)

 よっしゃ思惑通り。相手が強いなら相手の強さを自分の物にしちゃえばいい。

 「グガァァァ」

 糞豚がスポーンしたな。

 「スキル発動【進化】サボオーク」

 (魔力、スピード-100 攻撃力、防御力+100 固有スキル【剛力】【堅力】が使用可能になりました。 )

 俺は折れた剣を持ち、奴の腹を切り裂く、でかい敵だから内蔵もでかい!つまり気持ち悪さも倍増!

 「グガァァァァァァァァァァァアア」

 バタン

 「え?死んだ?」

 早くね?こんなあっさり、、、

 とりあえず敵の死体を【吸収】

 レベルアップしたかな?

 「ステータスオープン」


 【ステータス】

 名前 水原 流輝

 種族 サボ人間LV63

 HP 703

 攻撃力 1682(+100)

 防御力 609(+100)

 スピード 1000(-100)

 魔力  1832(-100)

 固有スキル 【眼魔粘サボテン時 超再生 視力強化】【サボオーク時 剛力 堅力】

 吸収魔法 毒魔法【解毒可】

スキル 光合成 吸収 放角 進化(眼魔粘サボテン サボオーク【魔力 スピード-100 攻撃力 防御力+100】) 剣技LV2 上級魔法(草魔法) 中級魔法(火、水、風、地、雷、回復魔法) 分裂(2体までHP5分の1)

 称号  転生者【攻撃力20UP 言語理解 解放】スライムハンター(スライムサボテ ンに進化せずスキル【分裂】使用可能)捨て身のアタッカー(HP10%の場合攻撃力2倍)


 まあまあなんじゃないかな、魔力大分上がってるし。スキル剣技LV2もあるし

 「おま、急に走り出して、、、おう倒したのか。てかその姿キモいぞ。」

 ダリウスが鏡を差し出してきたのでそれをとり自分の姿を、

 「うわぁ」

 俺は思わず声が出るほどキモかった、俺の姿はサボ人間の頭が緑色の豚に変わっり、筋肉が盛り上がっている奇妙な生物だ。

 「【進化】サボ人間」

 俺の頭はサ○さんのようになり筋肉が減っていきいつもの姿になった。うん、これはこれでキモいけどさっきよりはましだな。普段はこれで生活しよう。

 俺の修行も終わり、6階層に入る。

 6階層は1階~2階層と同じ、石の壁と天井に囲まれた迷宮だった。

 「すげー」

 これは驚きだ。

 作り事態は、1階~2階層と同じなのだが、ここにいるモンスターはレベチだ。

 まず、ビッグサーペントが大量にいる。目算で1、2、3、4、5、、、、、、、うん、20匹だけど今回は、2体の分裂体サボオークが蹂躙している。うん、あれが俺だと思うとかなりキモいぞ、はっきりいってあれが「おはよう」何て話しかけてみろ、多分失禁する(俺はスキル【光合成】のおかげで用を足す必要はないが。)

 ちなみにこの俺、本体は回復魔法の一種【プラズマ】(防御力10%UP)を分裂体にかけている。

 「グシャ」

 あ最後の一匹が死んだ。

 よしじゃあ次いくか

 「ふぁぁぁぁあよく寝た」

 おいおいダリエルのやつ寝てたのかよ、俺が頑張っていた最中に。

 「じゃあいこうか」

 さすがっす頼れる先輩ガヴァル、どこぞの寝てるやつとはおおちがいっす。

 「よく寝れたしね」

 ガヴァル先輩、、、、、、

 「おーい飯食うか~」

 「いらない」

 俺は即答、なんでかって?見つかったんだよサ・ボ・テ・ン・が・な、出会いはオークがいた部屋の隅っこ、そこに生えてたんだよ。

 「あいつサボテンどんだけ好きなんだよ、気持ち悪くね。なぁガヴァル」

 「、、、」

 おっどうやらガヴァル先輩は、俺の気持ちがわかってくれるのかも。

 とりあえずこいつの名前はジョニアス3世だな。ジョニアス2世にも似てるし。

 「よろしくなジョニアス3世」

 ガヴァル先輩とダリエルの遠ざかる気配を感じた。え?ガヴァル先輩?

 俺とジョ二アス3世、ガヴァル先輩、ダリエルのダンジョン攻略は、まだ続く。


 俺たちは今ダンジョンを攻略している最中だ。次々と襲いかかる大蛇とオーク、豚面を倒し進んでいく。あぁそうそう豚面といえば、あいつの名前ピッグマンって言うらしい。吸収したけどスキル【超皮膜】っていう、【堅力】の劣化スキルが手に入ったから、進化統合の応用でスキル【硬筋】にしたんだ。対して変わらんけど。

 「ふぅいくか」

 「ウイッス」

 どうやら次にいくそうだ。



 今日の飯は、豚サンド。実に美味しい。

 そしてジョニアス3世を見ながら食べると得に美味しいな。

 「てかこいつってどんな種類のサボテンなんだろう、、、モグモグ」

 地球にあるサボテンはほとんど網羅しているがこっちの世界のサボテンは知らんな。

 「ん、鑑定スキルを使えば、、、モグモグ」

 「鑑定スキルってなんすか先輩!てかなんで教えてくれなかったんすか!」

 「だって君魔法使えたから、鑑定スキルぐらい持ってるかと、、、モグモグ、、、思って」

 なんということだ。どうやら俺は初歩を教わっていなかったらしい。

 「教えてください先輩!」 

 スキル【鑑定】は超簡単に覚えられて、超便利だ。内容は、鑑定したものの種族や名前、種族の特徴などが一発でわかる。

 さてこのスキルでジョニアス3世を

 「スキル発動【鑑定】」


 【魔サボテン小】

 名前 ジョニアス(3世)

 砂漠に発生する底辺モンスター。

 スライムよりは強いが、補食しなくても活動可能なため、攻撃はしないおとなしい魔物。

 へー、てかこいつ魔物なんだ。道理で朝起きたら形が微妙に違うはずだぜ。

 「お~い、こっちこい」

 ダリウスがよんでるな

 「わかった今いく」

 どうやらダリウスが呼んでいる模様。やつが俺を呼ぶということはあまりよろしいことではないな。

 ダリウスのもとにいくと、そこには宝箱があったが開けていないようだ。

 「どうしたんだよ。開ければいいじゃないか」

 「流輝くん、これはミミックかもしれないんだけれどもダンジョンの宝箱とミミックは区別できないんだよ。なぜなら鑑定が効かないからだ。」

 なるほど。だから俺の分裂体に開けさせようとしているわけだ。素晴らしい解説。きっと俺には無理だ。

 「わかりました先輩。分裂体に開けさせましょう」

 「話が早くて助かるよ」

 あっ、褒められた。素直に嬉しい。

 ちなみに宝箱はミミックだった、自分が食べられていく光景はかなりトラウマ物だったよ。

 途中途中バカなことをしながら俺たちは、ボスの、部屋の前にたどり着いた。

 貴重な時間を割きこの作品を読んでくださり、ありがとうございます。

 よろしければいいねと評価をお願いします

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ